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混沌のマラケシュ旧市街 [Tabi in Morocco]#2

こんにちは、旅行が大好きな牡蠣ねこです
モロッコにゴールデンウィーク7泊9日で行ってきたのでその記録を残すよ

前回はマラケシュに到着した1日目をつづったよ。

モロッコ旅二日目の朝は小鳥の鳴き声で6時くらいに目が覚めてしまった。これが朝チュンってやつです。
マラケシュの朝チュンは主張が強い。音がでかい。



リヤドの朝、パンとチュン

このリヤドの朝食が今旅で優勝だったよ。他のリヤドはセットミールで『パンと愉快なジャムたち~卵を添えて~』って感じなので、ここは野菜も肉も自由に取れてよかったよ。

朝食バイキング1
サラダとハムチーズ写ってないけど卵とソーセージもあった
朝食バイキング2
フルーツとシリアル、ドリンクもフレッシュジュースがある
朝食バイキング3
多様なパンと…ここにも朝チュンが(右下)!!

マラケシュはチュンが多いし、人慣れしてる感じがする。このリヤドには2泊したんだけど、二日ともチュンたちと一緒に朝食を食べたよ。

宮殿と神学校をおさんぽ

この日は、現地ガイドと一緒に旧市街ツアーをするよ
バヒア宮殿~ベン・ユーセフ神学校~旧市街スークを、朝9時から4時間くらいかけてお散歩タイム。バヒア宮殿は昔の王様に仕えた偉い人の住宅で、ベン・ユーセフ神学校は16,7世紀ごろにモロッコで最大の神学校だったみたい

まずは、バヒア宮殿から。リヤドをはじめとした19世紀の住形式を垣間見れるよ。ほぼ当時のまま残ってるみたい。地震の影響で一部見れなかったよ
「リヤド」はホテルみたいなものって最初に言ったけど、「楽園」を意味するアラビア語なんだって。楽園くらい良い邸宅ってことだね。
本物の「リヤド」は次の条件がそろってないとダメらしい(なんか抜けてる気もする)

①吹き抜けの中庭があること
②中庭の中央に噴水があること
③中庭の四隅に庭園(植物)があること
④部屋の扉は巨大であること
⑤杉の木と漆喰の装飾

ガイドが言ったことのうろ覚え
バヒア宮殿1
こんな感じのが「リヤド」、雨だと大変そう

リヤドをホテル化するビジネスは、フランス人が持ち込んだことで国内でも広まったらしい。
みんなもモロッコに来たら泊まるリヤドが👆の条件に当てはまっているか観察してみてね。牡蠣ねこが泊まったコンパクトなリヤドでも、鉢植えで庭園を表現してて無理やり感が面白かったよ笑

泊まったリヤドの中庭
Booking.com(Riad & Spa Bahia Salam)のページから拝借

ちなみに、バヒア宮殿の「バヒア」ってのは「美しい」って意味で、住んでた偉い人の妃の一人の名前なんだって
朝10時くらいには人でごった返してたから、オープンする朝9時に行くのが写真も撮りやすくていいと思うよ

バヒア宮殿2
人が全然いないから回るのも快適

次に、ベン・ユーセフ・マドラサ(神学校)に向かうよ。当たり前だけど道中もモロッカーンな感じで、大量のタジン鍋が積み売りされてたりするよ。
ここもやっぱり朝がおすすめ、お昼時はすごい人混みになるよ

裏路地
服、絨毯、スパイス、お菓子、雑貨、歩いているだけで楽しい
タジン鍋タワー
これの5倍くらいの量が身長と同じくらいまで積まれてた
すごい安かったけど現地人向け、デカくて持ち帰るの大変よ

マドラサについたよ、入場料が50DH(約800円)
外から見てもわからないんだけど、中に入ると、装飾が繊細ですごーくキレイでほんとに学校!?って驚いちゃう。中庭にプールってすごいよね

マドラサ
朝11時ごろの2階からの眺め。漆喰と杉の木、モザイクタイルが細かくてすごい!

当時はモロッコ最大の神学校でエリート校だったみたい。2階の部屋は選ばし者が入れる寮なんだけど、入り組んでてかくれんぼしたくなる
でも、いちいち天井が低くて腰が痛くなりそう

前半戦はこれで終了して一服。トルココーヒーを作ってくれるお店で、熱砂から沸かしてくれるパフォーマンスもあって良かったナ。一人20DH(約300円)くらい。淹れてくれたコーヒーは屋上テラス席で飲ませてくれた

トルココーヒー淹れてる
たぶん「Chez Bismilah」か「Terrasse Bakchich」って店のどっちか
カフェの屋上ビュー
ただし、屋上からはよその屋根ビュー

スークの混沌に溺れる

ここから本物のカオス、職人の商店スークへ!
マラケシュは日本で例えると大阪みたいだと感じたよ。国内のいろんな工芸品がなんでも集まってくるからなんでも買える。バブーシュは革製品だからフェズでと思っていたけど、旅行中に使えるのがいいなーってことでスークで購入することに。結構売り込みすごいから、ちょっとだけ値切れて220DH(約3500円)。高かった気がする

バブーシュ屋さん
出入口以外のすべての壁がこんな感じでバブーシュが詰め込まれて陳列されてたよ

皿も記念に買うことにしたよ。コセマもあるよと言われたけど1つ200DHって言われたのと本物か怪しかったので辞めて、マラケシュ産の皿を2枚で200DH(約3200円)で買ったよ。これでも100DH値切ったほうよ。
どれも一部凹んでたりムラがあったり品質は高いとは言えないけど、既に疲れてたのと、記念で買う分にはいいかと妥協したよ笑。
ちなみに皿の裏側見たときに赤い土使ってたらマラケシュ産、グレーだったらフェズ産なんだって

スークの器屋さん1
この辺はフェズ産の器っぽい
スークの器屋さん2
マラケシュ産の器はこんな感じ、装飾の雰囲気が違うね

スークの中はひたすらに、道が狭い+人が死ぬほど多い+下に物がおいてあるので気を使う+車も通ろうとするので居心地悪い+購入には値切りが必須、ということでお土産買うにもすーーんごいつかれるよ!
体というより精神的な疲れの方が大きいかも

やっとこさ抜けてランチタイム。タンジーヤっていう壺で煮込んだお肉、モロッコ風角煮って感じの食べ物だよ。味も脂も濃い〜〜けど牡蠣ねこは好きだったよ。これでガイドは終了してリヤドへ帰還……………

タンジーヤ
タジン鍋ではない。画質悪くてごめんね

後日ガイドから聞いた話だと、マラケシュは現地人でも値切って買う必要があって疲れるって言ってた。最初の提示額の半分くらいにはなるらしい。
ちなみに現地ガイドは値切りのプロと聞いてたから期待してたけど、購入フェイズになると消えて、全然手伝ってくれなかったよ。あやつめ

タンジーヤを食べたのは多分ここ👆

苦難のハマム

ロングフライトを労るつもりで予約していたホテルのハマム(大衆浴場)が、スーク疲れを癒やす目的になってしまったがここでも波乱があったよ
なにって、、、ハマムして余計に疲れてしまったのです!
ホテルで予約したプランは、マッサージ付き2時間半でお高めひとり1000DH(約1.6万円)

驚きポイントその①
ハマムは蒸し風呂の中でアカスリする感じなんだけど、45分もそこにいるもんだからめっちゃ息苦しい!
途中でヘルプして水取ってもらって、外に出て呼吸を整えるタイムも取った。どゆこと?

驚きポイント②
ホテルのハマムスタッフが英語すら通じない。コミュニケーションが取れないから、息苦しいから水くれっていうのも伝わらない!
でも死活問題なので英語できるスタッフを連れてきてもらって、どうにかこうにか…

驚きポイント③
大理石の上に寝転んで施術したから普通に痛い!

驚きポイント④
マッサージがうまくないんじゃね?やたらくすぐったい。
たぶん牡蠣ねこがやったほうがうまい。確信よ

そんなこんなで、終わって部屋に戻ってぐったり

こんな感じで放心状態だった (created by bing image creator)

夕飯に食べたケフタタジンがやっぱりおいしかった。全部これでいいよ

卵が食べれる機会がレアなのでうれしい

明日も早いので今日はこのあたりでおやすみ。
明日はTabi in Morocco#2「混沌の旧市街」編、おたのしみに!


きょうの旅程

バヒア宮殿、マドラサ、スーク内の位置情報がうまく取れてないけど、練り歩きを含めたら7km入ってると思うけど、感じていたより少なくて書きながらビビったよ

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