見出し画像

統合型精読学習

英単語集で単語も覚えた、文法問題集も何回か繰り返した。そういう受験生がいるとします。次に取り組むべきは何かということですが、例えば、こんなのはどうでしょうか。

文章を読み込んで覚えていくタイプの「熟語集」です。この本の「熟語」というのは、いわゆるイディオムというよりは重要語法といった感じのものが多く含まれています。そして別冊として英文解説なるものが付いています。つまり、この本を使って、それまでバラバラに身につけてきた語彙知識・文法知識を精読を通じて読解のために知識として落とし込んでいくということが可能になります。

もちろん、いわゆる「英文解釈」の参考書に比べれば文法的な解説は少ないです。その前段階として例示した文法問題集も解説があまり詳しくないものがほとんどです。足りないものをしっかり補って学んできているという前提があってのご提案です。

受験勉強を始める時点ですでに学び手として自律的に学習する習慣が身についている人であれば、問題なく取り組めるはずです。そうでない人は別の手順で学習を進めるか、どなたか信頼の置ける先生の助言のもとでこのやり方に取り組んでいけばよいでしょう。もっとも、その先生がこの手順を支持していらっしゃれば、という条件が付きます。もちろん持田は提案している以上、オンライン個別指導や出講する予備校の学生・生徒でこれがやりたいという方がいれば支援いたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?