見出し画像

学習者いろいろ

外国語として実際に英語を学ぶ人にはさまざまなタイプがいます。社会人の方であれば何らかの英語試験のために勉強している方が多数派でしょうか。上級学習者になると、「英語道」のような境地に至り、生活の中心に英語学習を据えています。このタイプの方はプロ学習者であり、英語学習が職業のような方です。学習成果をマネタイズする手段として講師となり英語を教えたりしている方々です。

試験が主で学習が従の人と、学習が主で試験が従の人がいます。日本における英語の必要性を鑑みると、前者の学習者が一定数いることは否定できません。先ほど言及して「英語道」の人たちは後者です。そして受験英語として学ぶ受験生も基本的には前者になります。ただし、この人達の中でも英語学習を修行とみるのか快楽とみるのかで分かれるようです。

学習者としての頭の働かせ方によるタイプ分けを別にしても、今お話ししたようにさまざまなタイプの学習者がいるわけです。英語学習に実際に割ける時間・労力・費用もそれぞれ異なってきますので、何が適切な学習法なのかも当然違ってきます。このため、他人の完コピではなく、自らの状況に応じて学習法を確立していく必要があります。このことは大学受験生にも当てはまります。受験生の場合は、他教科にかける時間と労力も考慮に入れながら学習法を考えていく必要があります。志望校と英語の学力・学習状況だけでは決まらないのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?