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とりあえず、でも徹底的に

昨日、twitterでこんなことをつぶやきました。

大学受験のために英語を勉強しようとするときに、とりあえず英単語集や英文法問題集から始めてみようと思う人は今も多いようです。受験指導のプロである、塾や予備校の先生方の多くが勧めていないアプローチであるにもかかわらず、そのなんとなくライトなふいんき(原文ママw)から、とりあえずここから始めていこうと思うのでしょう。

英単語集というのは、英文読解など、ほかの英語学習と併用することで効果が現れるものです。単語集を見て「長文に出てきたな」、長文を読んで「単語集に載ってたな」、という「思い出し」を積み重ねることによって語彙知識が定着していく、というしくみです。文法問題集についても、すでに一通り文法知識を身につけている人が点検用に取り組むのが最も効果的なやり方です。進学校に在籍していて高1修了時点で、英語の定期考査の得点が常時9割以上というのが目安になると思います。

高1修了時点で英文法の主要な項目はカバーできていますし、語彙的にもかなりのレベルになっているはずです。少なくとも中学高校の教科書はそういう制度設計になっています。しかしそれが個々の学習者に定着しているのかどうかは別の問題です。多くの学習者はそこに不安を抱えながら受験生になります。こうした状況では、いきなり単語集や文法問題集に取り組むのは効果的な学習とは言えません。

いや、それでも、長文とかは抵抗があるな、と、もじもじしちゃう受験生もいると思います。どうしてもこうした教材から受験勉強を始めたい人がやるべきことは、次のようなことです。

  • 問題集は問題文を全文ノートに書き出しながら問題を解く。

  • 辞書を引き、文法書で文法知識の確認をしながら例文・問題文の構造を分析し、自分で和訳してみる。自分の訳文と単語集・問題集の和訳と異なっている場合は、なぜ違っているのか、原因を突き止める。

  • 問題集は2回目以降は口頭で音読しながら解く。単語集は例文を筆写・音読して暗記に努める。

  • 和訳を見て英文が再現できるかどうかチェックする。再現できればOK。(いわゆる「復文」と呼ばれる和文英訳)

おそらく、独習では難しいと思います。誰かの助けを借りてでも、ここから受験勉強を始めたいと考えているのであれば、持田もお手伝いいたします。是非お問い合わせください。


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