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M-1グランプリ2023予選動画感想 2023年8月26日1回戦TOP3

 M-1予選の時期になると、備忘録的な感じで感想を書き、書いたら書いたで勿体なくなってネットに載せるという癖が毎年蘇ります。そして、今年も蘇らせてしまいました。よろしくお願いいたします。

 今回はM-1グランプリ2023年の8月26日に開催された予選1回戦TPO3動画に登場した芸人の感想となります。手短ではございますが、よろしければどうぞご覧ください。


1.どんぐり兄弟

 大阪NSC25期のコンビで、松竹芸能に所属しています。
 延々とデートの話をするネタです。
 ボケがただひたすらに同じテンポで語り続け、その合間にツッコミが言葉を挟んでゆく形です。数字を含めた、本来入るはずのない単語を入れたミスマッチを狙う方法を重点的に使っています。

2.エナマキシマ

 大阪NSC42期のコンビです。
 ハーフゆえに、どちらの国のしきたりに沿って埋葬されるべきか、具体的には火葬か土葬かで迷うネタです。
 ハーフであることをネタにしつつ、でもハーフ芸人が誰も手をつけていないテーマをキチンと見つけ、ちゃんと笑えるように調理しています。ノイズになるような無駄なしゃべりがなく、非常に聞きやすい漫才なのも大切な特徴です。

3.パーティーパーティー

 大阪NSC32期のコンビで、M-1では2度準々決勝に進出しています。
 歯医者さんとその患者さんのネタです。
 ボケの多くがダジャレなど元々あった単語をちょっと変える形が多いんですが、明るい言い方や動きを駆使しつつテンポよく繰り出していることもあって楽しく聞こえます。また、ありがちなダジャレを混ぜつつも、独自性のあるダジャレを挟み込むなど、ボケの切り口や見せ方は多彩で、単調さが感じられず飽きさせません。

 今回の感想は以上になります。ではまた。

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