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M-1グランプリ2023予選動画感想 2023年9月19日1回戦TOP3

 M-1予選の時期になると、備忘録的な感じで感想を書き、書いたら書いたで勿体なくなってネットに載せるという癖が毎年蘇ります。そして、今年も蘇らせてしまいました。よろしくお願いいたします。

 今回はM-1グランプリ2023年の9月19日に開催された予選1回戦TPO3動画に登場した芸人の感想となります。手短ではございますが、よろしければどうぞご覧ください。


1.シテントル

 松竹芸能所属のトリオです。結成は2017年ですが、M-1は初出場のようです。
 老人ホームにいるおじいちゃんに会いに行くネタです。
 家族さえ忘れてしまうほうのボケをお笑いの方のボケととらえ、更におじいちゃんはボケではなくツッコミが進行しているという、かなりひねった設定になっていますが、話の展開に無理を感じさせず、情報整理もキッチリしていて分かりやすくなっています。トリオの漫才はどうしてもひとりを遊ばせがちになってしまうわけなんですが、すぐコントに入り、更にコント中の役割分担がちゃんとしていると、ひとり余ってしまう感じがなくなるという利点があるのだと気づきました。

2.バッチトゥース

 浅井企画所属で、コンビ歴は比較的長く11年目です。
 ホットドッグの大食い大会で最下位になった話をするネタです。
 ボケが一言も発せず、相方に話す時も耳打ちをするという、いそうでなかなかいないタイプのコンビです。ボケは言葉を発しない分だけ表情や動きのコミカルさで何とかし、ツッコミも自然で手短な説明や軽快なテンポでフォローしています。

3.1000

 「ダウ90000」の蓮見さんと園田さんのコンビです。
 合コンで腹が立った時の話をするネタです。
 オリジナルの慣用句っぽい例えを言うボケに対し、相方が中盤からまとめて次々にツッコんでいく形式になっています。言葉の表現や理屈を非常に重視されているタイプだと思われます。

 今回の感想は以上になります。ではまた。

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