事務所別M-1グランプリ2023予選通過具合一覧
今年の1月、M-1グランプリ2022ではどの事務所の芸人がどれだけ勝ち上がったのか気になってしまい、ついつい調査をしてしまいました。
何なら、今年はR-1もキングオブコントもTHE Wも調査してしまいました。
今年のM-1も気になるだろうなと思っていましたが、やっぱり気になってしまいました。もちろん、調査もしてしまいましたし、表にまとめてしまいました。
例によって個人で調査しておりますので、実際の数値と多少のズレはあるかと存じますが、おおよその傾向を示す分には問題ない出来になっていると思いますので、気楽にご覧くだされば幸いです。
まずは実際に勝ち上がった組数の一覧です。異なる事務所に所属している芸人同士で組んだユニットの場合は、それぞれ1ずつカウントしてあります。つまり、吉本興業の芸人と松竹芸能の芸人が組んだユニットの場合は、両事務所に1組ずつカウントする形となっています。
また、同じ事務所だけど表記が微妙に異なる、いわゆる「表記ブレ」が今年も見られました。その場合は、正式な表記と思われるものにデータをまとめ、備考に表記ブレがあった旨を記述してあります。
全ての参加事務所を載せると表がものすごいことになってしまうので、参加組数10以下の事務所はひとまとめにしてあります。
では、一覧をご紹介いたします。参加組数の多い順に並べてあります。
アマチュアやフリーを含め、昨年より増加している事務所が多いですけれども、全体の傾向としては昨年と大体同じです。圧倒的に多いアマチュア、それに続く吉本興業という形です。松竹、ワタナベ、SMA、太田プロ、人力舎が100組以上送り込み、それから少数精鋭の事務所が数十組から数組程度参加させるのも昨年と同様です。
続いて、各事務所の1回戦参加組数を100%として、各事務所の芸人がどの予選に何パーセント進出したかを一覧にしてみました。
昨年同様、割合となりますと、一部事務所の少数精鋭具合が際立って参ります。昨年は2組を決勝に送り込んだタイタンが目立っておりましたけれども、今年はマセキ芸能社とケイダッシュステージの進出率の高さが群を抜いています。また、準々決勝までに限定しますと、グレープカンパニーもかなりの進出率を誇ります。
準々決勝以上になりますと、能力があるごく少数の漫才師の出来如何によって各事務所の勝ち抜き率が左右されやすく、特に参加組数の少ない事務所となりますと影響はより大きくなります。そのため、この事務所は昨年は準決勝に全然残らなかったのに今年は結構残ってる、みたいな現象が起きているものと考えられます。
ちなみに、参加組数10以下の事務所でも準々決勝まで進出している組が6組存在しております。中でもASH&Dコーポレーションはユニットでない、いわゆる本コンビが1組だけ参加しており、その1組が準々決勝まで進出しています。昨年のM-1や今年のキングオブコントの時も触れましたが、ASH&Dコーポレーションは異様なまでの超少数精鋭っぷりを今年も示した形となっております。
今回の調査は以上となります。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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