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M-1グランプリ予選動画感想 予選1回戦 2022年8月24日開催分

 面白い芸人を見つけても忘れないように感想を書き残している。それがここです。皆さんこんにちは。

 今回はM-1グランプリ2022の予選1回戦、8月24日開催分の動画2本に登場した組のネタを見て感想のようなものを書きました。手短ではございますが、皆さんも宜しければどうぞご覧ください。

1.ナイスアマチュア賞 おおあつ こあつ

 プロフィールによるとどちらも68歳のコンビです。名前の由来はどちらも「あつこ」さんであり、身長差があるところからきていると思われます。
 最高に幸せだと思うことを言い合うネタです。
 明るいふたりの会話として見るのがベストな楽しみ方だとは思います。キャラクター的にベタなことをしてもウケやすそうな印象を受けました。

2.予選1回戦TOP3

2-1.センリーズ

 高校の同級生で同じ部活だったんですが、コンビを組んだのはプロになってしばらくしてからという珍しいコンビです。
 ラーメン屋に来て注文するも、それがことごとく怪しい店へ入る合言葉になっているというネタです。
 ラーメン屋というオーソドックスなテーマをベースに、合言葉によって裏商売風の店に通されるというシステムを組み込むネタです。更には紹介される店が何なのか、誰が合言葉を言うか、能動的に合言葉を言ったらどうなるかなど、合言葉を言う状況を少しずつ変化させて観客を飽きさせないようにしています。ツッコミは極端に怒鳴るため力業のように見えますが、分かりやすく独特な例えを駆使するなど、観客を楽しませる工夫が随所に見られます。

2-2.パーティーパーティー

 NSC大阪32期(2009年入学)同士のコンビです。
 美容室に行くも、店員がふざけ倒すネタです。
 ギャグを多用するボケがまず特徴的であり、そのギャグの大半はツッコミがあって初めて意味が分かるまたは完結するという漫才向けのものになっています。

2-3.天才ピアニスト

 昨年はTHE W準優勝、今年はNHK上方漫才コンテスト優勝など、近年になって実績を積み上げてきているコンビです。
 「おばちゃんが世の中で一番輝く場所」が女風呂のサウナということで、サウナにいるおばちゃんとあれこれ会話をするネタです。
 冒頭の笑いどころから流れるようにコントへ入る様子が印象的でした。最初におばちゃんらしさを出しておいて、いざコントに入ると、おばちゃんはこういうものだ、という偏見に反する言動ばかりし、それをツッコんでいくというひねりの効いたシステムになっています。

 今回の感想は以上です。ではまた。

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