M-1グランプリ予選動画感想 予選1回戦 2022年8月27日開催分
面白い芸人を新たに見つけるため、M-1の動画を見て感想を書いているんです。多分感想だと思うんです。でも、毎日のように書いていると自分が何を書いているのかだんだん分からなくなってまいりました。自分を強く持とうと思います。
今回はM-1グランプリ2022の予選1回戦、8月27日開催分の動画2本に登場した組のネタを見て感想のようなものを書きました。手短ではございますが、皆さんも宜しければどうぞご覧ください。
1.ナイスアマチュア賞 たにふじ眼科
年の差コンビ。「たにふじ眼科」で検索したら岩手県にある眼科が出てきましたが、関連性は不明です。
怖い話をしあうネタです。
ボケの格好からキャラクターで攻めるかと思いきや、ちゃんとした漫才をしてくるというギャップが印象的でした。これくらいちゃんとしているならば変な衣装に頼る必要はないと思います。
2.予選1回戦TOP3
2-1.ストロングスタイル
仙台を拠点に活動するお笑い集団「ティーライズ」所属。ツッコミの糸賀さんはプロレスラーである蝶野正洋さんのモノマネで知られます。何気に落語芸術協会と漫才協会にも所属しています。
旅番組のナレーションとナビゲーターをするネタです。
外見とは裏腹に、非常にオーソドックスな漫才です。テーマから話し方、言葉遣いに至るまでオーソドックスでした。
2-2.西村
帰国子女のわださんとインターナショナルスクール出身のふたつぎさんのコンビ。大学のお笑いサークルでコンビを結成、卒業後は社会人に。ふたつぎさんはテレビのディレクターをされています。M-1は3回目の挑戦。
気になる人とどこへご飯を食べにいくかを考えるネタです。
変則的な漫才です。そもそもボケとツッコミが明確に区別されていないように見えます。
基本的にはわださんが話を進め、ふたつぎさんが相槌を打ったり、おかしなことを指摘するスタイルです。ここまでですと、ふたつぎさんがツッコミのように思えますが、大半を英語で話すという、かなり強いボケの性質を持っています。また、ボケの話を否定するような表現はせず、話に乗っかるようなしゃべりが多いのもツッコミらしさを薄めている要因だと考えられます。
一方、ボケ役のわださんは終盤の家電購入の話を除けばそこまでおかしな話をしておらず、本当に普通の人が普通に話すような感じでしゃべっているため、ボケっぽさがないんです。そのため、ボケとツッコミという役割分担が明確にされていないように見えてしまうのだと思います。
2-3.ヨッフィー
スカパー!のプロデューサーとディレクターのコンビのようで、検索するとYouTubeチャンネルが出てきます。プロデューサーの川原崎さんはNSC在学経験もあるとのこと。ディレクターの岡田さんもそっち方面の経験がありそうでした。
スターウォーズの話をするも節々がおかしいネタです。
自信満々に説明するボケと、それを平坦なトーンで淡々と指摘してゆくツッコミが対照的なコンビです。特にツッコミの相槌の打ち方がうまく、その上手な相槌のリズムで短いツッコミをポンと入れているのが聞きやすかったです。
今回の感想は以上です。ではまた。
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