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M-1グランプリ2023予選動画感想 2023年9月21日1回戦TOP3

 M-1予選の時期になると、備忘録的な感じで感想を書き、書いたら書いたで勿体なくなってネットに載せるという癖が毎年蘇ります。そして、今年も蘇らせてしまいました。よろしくお願いいたします。

 今回はM-1グランプリ2023年の9月21日に開催された予選1回戦TPO3動画に登場した芸人の感想となります。手短ではございますが、よろしければどうぞご覧ください。


1.菊一文字

 ピン芸人ふたりによるユニットではございますが、結成年は2010年でかなり長く活動しています。
 プロポーズの練習をするネタです。
 ボケとツッコミを繰り返しながら話を進行させる、全体的にオーソドックスな漫才となっています。途中のモノマネがいいアクセントになっています。

2.土佐兄弟

 SNSで知名度を上げた兄弟コンビです。ワタナベエンターテインメント所属。
 刑事ドラマの取り調べをするネタです。
 漫才中にコントへ移行する「コント漫才」かと思いきや、兄弟喧嘩を勃発させてなかなかコントへ入らない形の漫才となっています。喧嘩の武器として用いるエピソードは事実かもしくはそれに近いものだと思われ、それゆえに臨場感を増しています。個人が本来持つ特徴を駆使する用法は王道ではございますけれども、それゆえにうまく笑いに加工できれば強力であることを再確認させられます。

3.だーりんず

 キングオブコントでは2度の決勝進出を果たしているコンビですが、M-1は初参加のようです。
 出世争いをするサラリーマンのネタです。
 もともとカツラの使用をカミングアウトしているどころかネタにしまくっている組でございまして、今回もまたカツラを存分に活用した形となっています。もちろん、カツラのインパクトにただ頼るだけではなく、言い回しや演技でハゲが優越感にひたれる世界を構築し、世間とのギャップで笑わせることに成功しています。

 今回の感想は以上になります。ではまた。

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