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M-1グランプリ2023予選動画感想 2023年8月28日1回戦TOP3

 M-1予選の時期になると、備忘録的な感じで感想を書き、書いたら書いたで勿体なくなってネットに載せるという癖が毎年蘇ります。そして、今年も蘇らせてしまいました。よろしくお願いいたします。

 今回はM-1グランプリ2023年の 月 日に開催された予選1回戦TPO3動画に登場した芸人の感想となります。手短ではございますが、よろしければどうぞご覧ください。


1.強い電気

 東京NSC20期のトリオです。
 相方にいろんな誕生日プレゼントを提案するネタです。
 両サイドのボケが真ん中のツッコミに次々と提案し、それに対して真ん中は切れ気味にツッコむという形を繰り返す、トリオ漫才ではオーソドックスな流れをベースにしております。モテない自虐という、膨大な先人がやってきたものがメインとなっており、手堅い一方で既視感との戦いとの言えるジャンルです。この組の場合は、ただモテない自虐をするだけではなく、合間に偏見も取り入れ、その一環で客をいじったりもしています。切れ芸との相性もいいように思われます。

2.ぱろぱろ

 日本人とフィリピン人のハーフ同士のコンビです。
 「君の名は」にフィリピン要素を入れていくネタです。
 「君の名は。」と「ハーフあるある」という、近年になってかなりやり込まれてしまったふたつをミックスしたネタとなっていますが、頑張って手垢のついていないところを取り出した印象です。「ふたりとも日本人とフィリピン人のハーフ」という性質を利用し、「互いの中身が入れ替わっても特に変化がない」状態に持って行く形は分かりやすく独自性のあるオチとなっています。

3.バンビーノ

 2015年にキングオブコントで準優勝経験があるコンビです。M-1には2022年から参戦。
 「10回リズム」などオリジナルのゲームをやるネタです。
 もともとリズムに乗せて何かするのが得意な組で、その得意技を漫才に落とし込んだ形となっています。リズムを10回言ってる時は相方が間を持たせたりと、細かな工夫も見られます。

 今回の感想は以上になります。ではまた。

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