見出し画像

M-1グランプリ予選動画感想 予選1回戦 2022年8月20日開催分

 面白い芸人を探すためM-1予選動画を見ています。そして、忘れないために、noteにメモを残しています。ノートをメモ帳に使うって、なんかフォークをナイフとして使うみたいな、若干の背徳感を感じますが気にしません。

 今回はM-1グランプリ2022の予選1回戦、8月20日開催分の動画2本に登場した組のネタを見て感想のようなものを書きました。手短ではございますが、皆さんも宜しければどうぞご覧ください。

1.ナイスアマチュア賞 爆速タイム

 小学生コンビのようです。
 出前のコントをするネタになっています。
 どれが意図的でどれが天然なのか分かりませんが、まず分かりやすいボケに対して短い言葉で速攻ツッコむのがうまくいっています。更に、何の前触れもなくいきなり3時間経ったことにしたり、言い訳があまりにも無茶苦茶だったりと、「普通の漫才だったらこうやる」という暗黙のルールを全然守らないのが逆に面白くなっています。

2.予選1回戦TOP3

2-1.未来の油田

 WCS32期(2020年入学)のコンビです。
 言いたい単語がすぐに出てこず、関連するワードで思い出そうとするも、そのワードが大体おかしいネタです。
 独特な会話システムを繰り返すネタですけれども、ちょっとずつおかしさが増してゆき、尻上がりにウケがよくなっています。ゆっくりなしゃべりのためウケるまで時間はかかりますが、独自システムとワードセンスで少しずつ確実に好転させてゆく印象でした。

2-2.リンダカラー∞

 「リンダカラーインフィニティ」と読みます。以前は「リンダカラー」としてコンビで活動していましたが、ファンの女性がひとり加入し、「リンダカラー∞」となりました。
 売れた時にやるであろう様々なイベントの練習をするネタです。
 ファンの女性は舞台上でもファンの役割をになっていて、ボケとそのファンとツッコミという状況を楽しんでもらうネタとなっています。そういう意味では珍しいと申しますか、意欲作です。

2-3.ヤーレンズ

 準々決勝常連コンビ。関西育ちですが大阪時代から標準語でネタをしているコンビです。
 昔ながらのお弁当屋さんに行くネタです。
 終始、高水準で安定しています。ツカミのネタから確実にウケを取り、ベタなものから虚をつくもの、理屈で攻めるものからギリギリを狙う下ネタまで手数が極めて多く、テンポよく話が進んでいます。危なげない立ち上がりといったところです。

 今回の感想は以上です。ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?