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M-1グランプリ2023予選動画感想 2023年10月4日1回戦TOP3

 M-1予選の時期になると、備忘録的な感じで感想を書き、書いたら書いたで勿体なくなってネットに載せるという癖が毎年蘇ります。そして、今年も蘇らせてしまいました。よろしくお願いいたします。

 今回はM-1グランプリ2023年の10月4日に開催された予選1回戦TPO3動画に登場した芸人の感想となります。手短ではございますが、よろしければどうぞご覧ください。


1.シャトーMK

 元「はぐれ超人」の植田さんとピン芸人のジャック豆山さん、古澤さんのユニットです。SMA所属。
 ホストになりたいふたりがやってみるネタです。
 キャラ強めの坊主ふたりがボケとして両脇を固め、片っ端からボケて行くのを真ん中が次々にツッコんでいく形です。トリオの漫才としてはオーソドックスな形ではあるんですが、両脇のどう考えてもホストに向いていないキャラクターに加えて、真ん中のテンポいいツッコミが非常に良く作用しています。

2.ジグザグジギー

 キングオブコントでは今年を含め3度の決勝進出を果たしています。
 声優好きに西友社員の鏑木さんを紹介してしまったネタです。
 誰もが一度は思いつくレベルのダジャレが発想のスタート地点ではございますけれども、そこで終わらせないところが地力の高さを示していると言えます。「せいゆう」だけならともかく、「せいゆうのたまご」にまで至る人が意外といない点に目をつけたところが素晴らしいと思います。また表現の仕方も卓越しており、声優と西友を間違えたことを簡単に出さないように、しかし会話として自然に話しているところもネタの面白さに付与していると思われます。

3.パーフェクトパワーズ

 なかやまきんに君さんとケイン・コスギさんのユニットです。
 M-1グランプリの意気込みを披露するネタです。
 キャラクター全振りと言っても過言ではない組です。相当の場数を踏んでいるため、桁違いの舞台度胸もございます。ゆえに、多少のグダグダはどう転んでも勝手に笑いへ変わってしまう強みがあります。というか、本物が自分の真似をするという、モノマネとしては反則みたいなことをやっています。

 今回の感想は以上になります。ではまた。

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