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家に財布忘れただけで、めちゃ良い経験ができた話-12月5日


ことの経緯
学校で財布使わんだろ

ママの誕生日パーティ+ステーキディナーが急遽決定

行くしかない、絶対行きたい

急遽、研究室を早退してスクールバスに乗る

駅に着いた時、財布がないことに気づく

PayPayをコンビニで換金できないか、コンビニに向かいながら調べる

換金できない

駅員にPayPay決済できないかダメ元で聞いてみる

決済できない

ここで条件を整理する
目的:必ず実家に帰りたい。
・見逃せる便数は1便まで(40分以内に解決できないと詰み)
・手元にある財源はPayPayのみ、幸いチケット分はある
・有料バスは使えない
・PayPay対応のバスはあるが、40分以内に戻ってこれない→×
・無料スクールバスに乗ると、40分以内に戻ってこれない→×
・徒歩25分で家まで取りに帰る+チャリ15分でも遅すぎる、あとダルい(ちなずっと坂道)→×
・友達を読んでお金を借りる→△ 関係性を悪化させるリスク大
・その辺の人にお金を借りる→△ 思わぬトラブルに巻き込まれるリスク大
・なにかを対価に報酬を得る→???
・その辺の人にPayPayで換金してもらう→〇 トラブルのリスク中

同い年くらいの女の子に声をかけてみる
「あの、PayPayってされてますか? えと、めちゃめちゃ不審者みたいで申し訳ないんですがこういう経緯でして…」「いいですよ」

成功

1便だけ遅らせて、無事チケット購入

無事帰宅!ママンの誕生日に間に合った!

反省
ここでの確実な案は、

家帰る→チャリ鍵+財布取りに帰る→チャリ乗る→電車乗る→予定通り帰る

だと思われた。しかし、これでも十中八九財布を忘れていたと思われるうえに、もっかい学校に帰るなど体力コストが大きかった。
結果的に、自分のとったプランが最も少ない体力で、低リスクだったと考えられる。

「次から財布を持ち歩く」がごもっともな反省であるが、起こってしまったのならまずは受け入れ、「どうするか考える力」と、「実行する力」を試すことができ、自分に自信がついた。

特に、状況を整理することで、様々な案を並行して考えることができ、その中で最も低リスク・低コストな案を選び抜くことができた。

ここで学んだこと
「ダメ元でやってみて、ダメなら次何するか考える」となるのは、心から動かされる目的ありき
もっと早く解決策を考え付くためには、自分よりも冷静な知人に電話で聞いてみる、ここにある脳みそは1つじゃない
→便を送らせずに乗れていたかも
リスク許容度を考慮しながら、沢山の×の中で今出来る最善の〇を探し出す
目的を絶対に見失わないこと
のちのリスクも考慮して話しかける人を見極める
→自分と同い年ぐらいの女性に声をかけた。
考えながら行動する
→動きながらでも問題ないのなら、歩きながら考える
本能で話しかけたくないと感じた人は、なんかしら厄介で頭の悪い提案をされる恐れがある
心から望むことを叶えるためなら、頭を使うのは楽しい
より体力を使わない(低コスト)ことを条件に入れるべきであることをこの身で実感した
ピンチは(自己成長の)チャンスってことなのかな
始めからPayPayが即換金できないことを知っていればコンビニにいくロスもなく、策を思いつけたかもしれない。知識しか勝たん。まぁ突破できたが。

ここで、IF案を友人と考えてみた
・もしPayPayが入っていなかったら?
→友達を呼んでお金を借りる、今度なにかお礼をする

・スマホすらなかったら?
→大丈夫そうな人に話しかけて、自分の電話番号と顔写真を登録してもらう、数日以内に返しに来なかったらこの顔で通報してくれと頼む(友人Y案)
→リスクがもっとも大きいけど、なくはない。
他の人のスマホを借りて、友達に連絡してお金を借りる(自分案)
→こっちのがリスク許容度は低い

後に家族と合流して、ことの顛末について話し合ったが、やはりPayPay換金が最善だった。
「さて、私はどうしたでしょうか!」とクイズにして出してみたけど、速攻答えられたので、やはり解決策を自分以外の冷静な人に話し合うことの大切さを学んだ。
しかし、考え付いたとしてもこれをするには「初対面の人に話しかけることになんの抵抗感のないこと」が条件で、さらに「お願いしても大丈夫そうな人を選ぶこと」をしなければ、この成功(笑)はなかったので、よくやった!とみんなにお褒めを頂いた。
ママはやっぱり、財布忘れないでよ(笑)と。
うん、ごもっとも。

追記
タイトルを読んでからこのnoteの飛んできてくれた人の中には、もしかしたら「スマホを落としただけなのに」みたいな映画的展開を楽しみにクリックしてくれた人がいるかもしれないが、、、その人には申し訳なかった。

ただ、1つのトラブルに対してちゃんと向きあって、突破した瞬間がこんなにも楽しいのか!と、個人的には本当にいい経験ができたと思ってるので、久々にnoteを更新した次第なんです。

ではでは。

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