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サッカー旅の正装、レプリカユニフォームの正しい使い方【Short letter】


この記事は恋する主婦サポーター、むぎちゃさんこと、さとうかずみさん(twitter)に寄稿して頂きました。OWL's Forestのメンバーによる寄稿ということで無料公開させて頂いております。さとうかずみさんへのインタビュー記事も併せてご覧下さい!



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サッカー旅の正装、レプリカユニフォームの正しい使い方【Short letter】

今週。贔屓のチームの2021シーズン レプリカユニフォーム先行販売にて 3着買った。なんで3枚買ったのかというと、それぞれ別のクラブのユニフォームを買った。

昨年。レプリカユニフォームを合計7枚買った。ざっと、119,000円。いや、値段などどうでもいいのだ。

うち、6枚は一度も着ていない。着る機会がなかったからだ。
 
レプリカユニフォームはスタジアムに向かう際やサッカーイベントに向かう際には、正装である。と、思っている。

地元ホームはもちろん 遠征時は自宅からユニ。歩く広告塔。と、ばかりに自宅からユニを来て出かける。

大昔。遠征途中、電車乗り換えのために、某J1様本拠地にJ2栃木SCユニでひとりウロウロしていて絡まれたこともあったなぁ……。


新しい年が明ける。まず いの一番のわくわく。新ユニデザイン発表。レプユニ先行予約販売。

「今なら開幕戦に間に合います!!」の謳い文句に 「ハイハイ、急いで買います!」と。

寒い季節も、上着を来てせっかくのユニが隠れてしまうことを嫌い、アウターの上からユニを着る。中に着膨れられるように あらかじめ大きめのサイズを購入する。そんなの基本中の基本よ。と言わんばかりに。


今年は背番号何番買おう……

やっぱ、サポーターなら12よねえ……

推しの番号一択!!!

あら、今年のセカンドユニ良いねえ……


などと、購入決定ボタンをクリックするまでも、楽しくて堪らないのだ。

まさに、今年の勝負服。
だもの。

その勝負服。正装して出かける機会を、昨年は奪われたのだ。

……。

コロナめ……。

旅に出られない。

イベントがない。

2020シーズン。レプリカユニフォームたちは、綺麗な下ろし立てのまま、
行儀良くハンガーにかかりディスプレイされたまま。スタグル食べて、うっかり付けちゃった食べこぼし染みもない。

誰のサインも入っていない。

サインを貰いに行けない。
ファンサービスタイム、ないんだもの。

そんなまま、2021年新しいレプユニが届くと、重ねられ、ディスプレイも世代交代していくのだ。

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皆、どんな思いで、レプユニを買うんだろう。

毎年買い替えるひと、

必ずセカンドユニを買うひと。

クラブの歴史博物館に陳列されていそうな古いユニをずっと着ているひとは、新しいユニは買わないのかな?

そもそもユニ買わないひと。

買っても着ないでコレクションしているひと。

レプユニでなくオーセンティックユニに拘るひと。

好きな選手の背番号入れるひと。

自分の名前やオリジナルナンバー入れるひと。

そういえば、大好きな彼女の名前入れてユニ作ったのに、シーズン途中で別れてしまった彼。そのあとも元カノの名前入りユニを来ていた彼は元気にしているだろうか……。

それぞれのユニフォームへの想い。
興味アリマス。

自分の愛するスポーツクラブのユニフォームについて、じっくり考えてみたことありますか?

改めて想いを人に語ったことありますか?

今日。今シーズンJリーグ日程・対戦カードが発表になる。

アウェイ旅への期待が高まる。

安全に開催出来るのか、遠征旅がまたしばらくオアズケになるのではないかと、正直、不安ばかりが募る状態ではあるが。

兎に角、新しいユニフォーム。正装、整え。

旅に出たいのだ。

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