メニューは「目に言う」のだ。~その文字、あってますか?~
どもっ、あうるです(Owl
この野菜の名前、正しく分かりますか?
突然ですが、この野菜の名前はなんというでしょうか。
ヒント:その濃厚さから森のバターともいわれます。
迷いなく答えられた方もいれば「あれ、どっちだっけ?」という方もおられると思います。
正解は「アボカド」です。
アボガドではなくアボカドです。
あぁ、そうなのね、で済む話なんです。
でも、それが飲食店のメニューとなると話は別です。
「芋常駐」とはこれイカに?
先日、気に入っている立ち飲みでのこと。
日本酒の他に焼酎もいろいろ揃えられているのですが、パソコン打ちで作ったであろうメニューにあったのは。
「芋常駐」
という文字。もちろんドリンクの欄にありますので「芋焼酎」のことなんだろうなということは分かります(手書きだと絶対にない間違いですね)
馴染みの店であれば、まぁこういう間違いにも「まぁねえ」で済ますかもしれません。
…いえ、私はあんまり済ませられないんですけれどね(Owl
メニューとは「目に言う」のだ
これもどこかの居酒屋でですが、テーブルの上のメニューリストが凝っていました。
メニューの横に、目の絵とともに「めにいう(目に言う)」と書いてあるのです。ほほう、と思ってこうして今でも思っています。
飲食店が提供する料理、それを料理人がひとつひとつ丁寧に説明できればそれが一番いいのですが、現実的な話ではありません。
だから、物言わぬ代理人、耳ではなく「目に言う」ものとしてそこにメニューがあります。
要するに、その紙ペラ1枚をとおして「お客との対話」をしているのです。
情報伝達で一番大事なのは「正確さ」
だから、私はメニューの誤字などには、おそらく人よりも敏感です。
それは間違っていることに対して怒るというよりも「大丈夫かな?」と心配になります。
たかがメニューの文字1つが違っても、出てくる料理は同じ。
されどメニューの文字1つが違うことで、不安に思う人がいる。
ここに書かれていることに、他に間違いはないのかな。例えば魚編の漢字が違っていて思っていたものと違う刺身が出てきたりはしないかな。
考えすぎだと思われるかもしれませんが、誤字がなければこういったことを考えることはないでしょう。
情報伝達において大事なのは「それを正として受け取っていい」という信頼です。
誤字というのはその信頼に、少しの傷をつける。
1,2度ならかすり傷としてそこまで気にしないかもしれない、ただ傷ではあります。そして回数が増えたり、致命的な誤り(例えば金額が違う!)であれば……あとは推して知るべしです。
今回はメニューを提供する側、お店側への想いを「メニュー」から綴ってみました。
逆に、お客側から「メニュー」を「おいしく」読む方法などもまた機会があれば綴ってみたいと思います(Owl
その他、こういったことを語ってみてほしいというテーマがありましたら、お気軽にコメントください(Owl(応えられるかは私の腕次第ですが)
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