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開脚跳びはこうすればできる!〜ちょこっと研究2〜

前の記事に引き続き、体育の「できる」を目指して開脚跳びについて調べてみた。
開脚跳びの練習方法を2つ紹介する。

その1 【またぎこし】向山指導法A式
跳び箱にまたいで乗る。
跳び箱の端に手をつき、両腕で支えながらお尻をあげて飛び降りる。
なるべくゆっくり行うことで、「腕で全身を支える感覚」が養われる。

この方法は、自身も現場で実践していたが、できなかった子がすぐにできるようになったという経験がある。
ただ体が小さくて腕が細く、そもそもお尻をあげられない子どもは、開脚飛びができるようにはならなかった。(もちろん自身の指導不足)

その2【5STEP】三好先生流
①とびおり・とびのり(書籍では3段の高さ)
②またぎこし(その1と似ているが、こちらは跳び箱の手前から奥まで、なるべく少ない回数で進むというイメージ)
③1段に乗ったまま3段の開脚跳び
④舞台から開脚跳び
⑤補助開脚跳び
参考にしたのは下記の書籍。


このステップでいうと、④が少しハードルが高いと感じた。
舞台からということで高さがあるところからのスタートとなり、少し恐怖心が芽生えると思うからである。
そのため、跳ぶ跳び箱と同じ段数の跳び箱の上から跳ぶというのも良いのではと感じた。(ただ実際にやっていないので、あくまで個人的妄想です)

今回、3回続けて体育の技に関する記事を書いたが、まとめながら感じたのは「できた!」と実感しやすい体育だからこそ「練習法」も明確であるという点である。

これは知っていれば知っているほど、教師としての力量が高まると思うので、自身も必要に応じて指導法の蓄積を行っていきたい。

渡辺先生のvoicyが良い学びのきっかけとなったことに感謝!

今回の学びONEスライド