3本目:石を投げれば相方に当たる。

相方選びの基準(個人的持論)

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「石を投げれば相方に当たる。」

こんな表現はありでしょうか?

そもそもこの「石を投げれば〇〇にあたる」という表現は元々何に当てるつもりで作った言葉なんやろ?

石を当てていいもんなんてこの世にあんのか。

強いて言えば落石の軌道を逸らすために別の石を当てる時だけやろ。

だから、みんな他人に石を投げたりしない。

だって危ないやん。当たったらどうすんねん。

でも漫才したいねん。当てさせて。

今回だけやで。

石を投げるという行為。

今回の場合、これはダーツでもなければ、どこかの神社とかにあるあそこに入れば幸運が訪れますよのヤツでもない。

狙わなくて良い。狙ってはいけない。

第一球、振りかぶって、投げました。

痛っ!!誰や!!

すんません!!狙ったわけやないんです!!

当たり前や!!何してくれてんねん!!やめんかい!!

やめさしてもらうわ。

ありがとうございましたー。

あなたに決めました。

え?

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答え合わせ

さて、謎多き文章の答え合わせです。

品川ヒロシさん原作の「漫才ギャング」という映画の中で出てくる類まれなツッコミセンスを持つギャングこと鬼塚龍平がこんなことを言いました。

「お前な。客はみんな素人なんだろ?
その素人の俺が言ってんだから間違いねぇ。」

刑務所?拘置所?で出会ったギャングは類まれなツッコミセンスを持っていましたが、お笑いに関しては素人。

その素人が面白いといえばそれが正解なのではないかという理屈。

これを聞いて私は衝撃を受けた気がします。

つまり、素人が面白いと思うものを作れないと嘘だ。

それをメンバーに加えることは悪手ではないのではないか。

ということです。

素人でも良いとなると、ハードルがぐんと下がりますね。

それはもう正式種目と呼ぶのも怪しいくらいの低さです。

ミニハードルです。

だって素人でもいいんですから。

こんな世界は他にありません。

素人万歳。

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結論

世の中には当然、素人の方が多いわけですから、

石を投げれば当たるという結論です。

究極、誰でもいいということです。

要するに、

誰と組むかではなく、どう組むか。

どの会社に就職するかではなく、その会社で何をするか。

どの大学に行くかではなく、その大学に行って何をするか。

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(中略)

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 ・

どの母から生まれるかではなく、その母に生まれて何をするか。

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前回の投稿で話すと見せかけて出てこなかった相方選びの方法を紹介したかったのに結局今回も中途半端になってしまいました。

全然相方が決まらへん。

ずっと(苦笑)でほったらかし。

彼は今もマイクの前で一人で(苦笑)してるのです。

かわいそうに。

次回こそは私がこの短い人生の中で出会ってきた石当たり人たちを分類していけたらと思います。

(続きはこちらから)

では、マッチ棒でした。


交際費と言うことでお預かりいたします。全力でお応えいたします。