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好き嫌いはあるよね。でも「存在否定」はしないよ。


「聞いてよ!お母さん!!!」

中学生の娘が帰宅早々、私が仕事をしている机のところまで来て、なんだかフガフガ言っている。

どうやら、同級生の言動が気に入らなかったらしい。


よく聞いていると、

「でもさ、私も悪口言うのは良くないと思っている。しかも外で友達と大きな声でおしゃべりしちゃって、それは良くなかったなって」

と、自分なりに反省もしている。

でも、抑えられないムカつきはあるよね(笑)


たぶん、自分の中にある何かがその子を鏡にして反応しているのだけど。

クライアントさんとのセッションではないので、今はそこまでの話はしない。

でも、「ここは大切にしようね」という話を机の上の紙とペンを使って伝えた。


存在と持ち物は違う



「あの子はダメ」

と存在そのものを否定するのはやめよう。

いなくなったらいいとか。

でも、人の言い方が嫌とか、やり方が嫌とかは思うことはあるよね。

好き嫌はあってもいい。


クラスに40人いて、全員を好きにならなくても仲良くならなくてもいい。

合う合わないがあってもいい。

でも、その子の存在そのものをダメとはしないこと。


「うん、それはダメだよね。」と娘。


他者に対してだけじゃなくて、対自分にも同じこと。

「私なんかいなきゃいいのに。」とか
「私はダメな人間だ」と言うのは、存在を否定されるからダメージが大きい。


でも、
「この考え方はよくなかったな」とか
「この選択は違っていたかもね」と部分否定するのはあっていい。


存在そのものと、持ち物(価値観・好み・行動)は分けてみること。

持ち物は変えることができるけど、自分の存在そのものは変えることができないから。


好き嫌いがあってもいい。
でも、自分の存在は◯っと受け入れて、
他の人の存在も◯っと受け入れて、
誰かに対して好き嫌いがある自分にも◯をつけていきましょう。



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