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介護福祉士だからこそ伝えられる人生の終え方

ほのぼの暮らし日記
2024年6月30日 雨

今日6月30日は『夏越の大祓』
よく神社で目にする茅の輪くぐりを氏神さまである松尾大社まで行って潜ってきた。
半年間の穢れを払う日本の智慧。大祓は夏越の大祓と年末の2回。
京都はこの日に外郎の上に小豆が乗っている『水無月』を食べる風習があります。実はこれも邪気祓いなんですね~。

松尾大社の茅の輪くぐり
京都の和菓子『水無月』

さて、ふと浮かんできたことがあったので…
ここに綴る。人生の終え方。

これを伝えられるのは医療や看護、介護の現場にいるスタッフではないだろうか…。

沢山の人の最期を見送ったからこそ、人の死というものを身に感じているもの。


かつては私もその一人である。20年以上、介護の現場にいたからこそ。

そして、4人の祖父母を看取ったからこそ伝えられることがある。


私は予祝で『俺は講演家になる』と言った。5月に出版した『自分の人生に“マル”を打つためのメソッド~自分らしく生きる和の智慧〜』

この出版を機に出版記念講演ツアーを企画中。
そんな想いをSNSで発信したところ、『介護施設(デイサービス)でお話ってできますか?』というコメントがあった。

ご利用者やその家族の方にお伝えはもちろんですが、実は伝えたいのは
介護の現場にいる職員に向けてのメッセージ。

多くの経験をしている介護のプロとして携わっている職員こそが
今回の本の内容とリンクしているのではと浮かんできたのだ。

介護の現場は申し訳ないが、自分らしく生きるということが低迷しつつある。3Kとも言われる介護業界。しかし、本質は『人のお役に立ちたい』という優しい思いやりの心の持ち主。

日々の業務でなかなか気持ちを維持しにくい介護現場の人に聞いて欲しいと
感じた。
人の人生の終える瞬間を生活の中で見届ける
看護や介護スタッフ。

そんな方々への感謝の想い。
私も介護スタッフに成り立ての頃は『死』と向き合うことに時間を費やした。
しかし当時、成り立ての自分にさらに『死』と向き合った経験。それが立て続けに亡くなった祖父の死だった。

そこで目にした葬儀に参列してくださった方々長蛇の列と祖父らしい最後の終え方を見せてくれたことだった。

だからこそ、自分らしく最後を後悔なく終えて欲しいという想いが長い介護の経験の礎となったのがこのプロジェクトへと導くことができたのだ。

『生活』と『終活』
すなわち『生きる活動』と『終える活動』の結びが『おわかつ』である。それを伝えることが
私に与えられた使命である。




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 自分の人生に『マル』を打つためのメソッド
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