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天才による凡人のための短歌教室2024/11/27

木下龍也の「天才による凡人のための短歌教室」を読んだ。木下龍也は自分の短歌の意図・構造・工夫が全てわかってしまうから、自分にとっての短歌の天才にはなり得ないと考えている。本のタイトルになっている教室は、まだ短歌を始めてすらいない未知の天才にコツを伝えるために開かれている。だからわたしの読むべき本だと思って読んだ。わたしは何かを始める時はいつだって躁状態なので、自分のことを「◯◯界の新星」だと思っている。めでたくてよろしい。

「歌人になる」の章では、毎日短歌を作れ、歌人を名乗れ、などのtipsがある。わたしは毎日短歌を作っているから一つ目はクリア。こんにちは、わたしはow0t(はるさめとも)、歌人です。アカウントの自己紹介にも書いた。二つ目もクリア。歌人ですと書いたけどめちゃくちゃ緊張している。これでいいんですよね木下さん。

「短歌をつくる」の章にはたくさんのtipsがあったけど最初から全て拾うのは難しいので、初めに書いてある「定型を守れ」「助詞を抜くな」の二つを意識することにした。定型というのは五七五七七のリズムのこと。このことは先日夫に定型になっていないと指摘されてから気をつけているけど、定型を気にするあまり助詞は省きがちだった。木下さんには初心者のすることは全てお見通しだ。

いい本を読んだな。何度も読み返そう。歌人はるさめは来年冬の文学フリマ東京での歌集出版を目指します。そのためには飽きずにやること。飽きないためには最初に盛り上がりすぎないこと。でも盛り上がりすぎないことって難しい。最近はずっと短歌のことを考えている。Xで毎日短歌のお題を出すアカウントをフォローしてせっせと作っている。身近でないお題の時のアイデアの湧かなさで一丁前に産みの苦しみを味わっている。

そういえば本の中で「思いついたアイデアは紙に書かず心の中に置いておけ」というような部分がある。生活の中で忘れてしまうならその程度のアイデアだ、と。わたしは片っ端からスマホのメモに入れているので、どうしようか悩んでいる。忘れっぽいんだよな。明日Xでお題が出たら頭の中だけでやってみるか。いや、文学フリマ前に頭フル稼働させている場合じゃない。脳の容量を空けていこう。

ナチュロ〜

新発売らしく、何奴っ!と正体を探るために買ったお茶がおいしかったので今日新しく2本買った。おいしいけどトイレの回数めっちゃ増える。外出時には飲まない方がいい。

これからは隣人だって愛すから、神よ助けて、おなかがいたい

短歌

また明日。

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