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「アジア人はアジア人でつるみがち」という言説について思うこと

こんにちは!

今回は、
「留学中、アジア人はアジア人でつるみがち」
という言説について書いてみたいと思います!

この言説についての結論を先にお伝えすると、
「アジア人だからアジア人と固まる」
のではなく、
「人間だから似ている人と固まる」
ということなのだと思います。

私は周りに日本人が少なかったことや、
どうしても英語を話せるようになりたかったことから、アジア人や日本人のグループでつるみませんでした。
その代わり、ヨーロッパや中南米からの留学生グループに1人だけいるアジア人というような立場で行動することが多くありました。

さて、私達は
「『アジア人は』アジア人とつるみがち」
と一括りに話し、アジア人以外はそうではないかのように言ってしまいがちなのですが、
本当はどうなのでしょうか?

実を言うと、他の国の人たちも、
同じ国や似た文化を持つ人達で
固まりがちなのです。

つまり、私達はアジア人だから
アジア人に関係する情報ばかり
知っているだけなのです。

同じ国籍同士で固まる傾向が特に顕著に感じられたのはヨーロッパだとイギリスとイタリア出身の人達です。(何度でも言いますが、あくまでも個人の感想です)

イギリスの個人主義のイメージとは裏腹に、
非常に集団での行動を好むため、
「日本人の方がよっぽど個人主義じゃない…?」
と留学中は度々思いました。

また、イタリア人もイタリア人でつるみがちです。
実際にイタリア北部から来た友達自身も
「イタリア人は集団行動しがちで嫌だ」
とこぼしていました。

しかし、イタリア人グループの1人と仲良くなれば、
「この人は大丈夫な人である」という認識が
グループ全体に共有されるのか、
自然とみんなと仲良くなれます。

そして、一度大丈夫な人として認識されれば、
非常に温かくて本当に仲間思いの良い人達であることが
わかります。
良くも悪くも縄張り意識が強いのだと思います。

中南米の人達は基本的に
誰とでも仲良しでオープンなのですが、
母国語のスペイン語を話すことを好むので、
自然とスペイン語圏の人達で
つるみがちなイメージです。

そんなこんなで、
「アジア人だからアジア人同士でつるむ」
のではなく、
「人間だから似ている人間同士ででつるむ」
ということなのだと思います。

本日もご覧頂きありがとうございました!

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