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#06 乳がんの原因はライフスタイルにあった


こんにちは!事務局の かのはる こと狩野陽香です!

前回までの記事では社会貢献団体『一般社団法人ove』について詳しく述べてきましたが、今回は番外編ということで、近年、乳がんの発症率が上がってしまっている原因について団体の代表 朝井が述べます。それでは今回もさっそく参りましょう!

前回の記事はこちら↓


かのはる:出生率の低下や晩婚化は乳がんの発症に関係がありますか?


朝井
:はい。まず、乳がんになりやすい胸には主に原因が3つあります。

出生率の低下や晩婚化を挙げたのは、初出産が高齢だったり、そもそも出産をしなかったりするとそれだけ胸がホルモンに刺激される期間が長くなってしまうことが乳がんの原因の1つとして挙げられるからです。

エストロゲンは女性が女性特有の機能を体現するために必要不可欠なホルモンですが、乳腺など胸の細胞の刺激物質でもあります。細胞は刺激されればされるるほど負担になります。しかし、妊娠・出産している最中というのは、その刺激が限りなく発動しないのです。
昔の女性たちは19、 20歳頃に妊娠して、そこから4、5人、多くて10人ほど子供を産んでいたじゃないですか。そのため、昔の人たちは20歳から40歳ぐらいまでの間に妊娠出産で生理が無い時期がいっぱいありました。生理がお休みの期間って排卵が起きていない状態であり、また妊娠・出産時特有の別のホルモン状態になることで、日頃の女性ホルモン分泌の波も止まるので、エストロゲンによる胸の細胞の刺激というものもなくなります。

でも今の人たちは、私もそうだけど、40歳頃が初産の人も少なくなくて、そうなると昔の女性たちのように子宮やホルモンサイクルのお休み期間が取れないまま、胸の細胞は約20年間もの間刺激され続けることになります。これが細胞を癌化させる誘発剤となってしまうので、出生率の低下や晩婚化は乳がんの発症に大きく影響しています。


そして、次の原因が食べ物。


牛、豚、鳥などの畜産物が飽食の時代で、家畜たちの餌の中には早く成長させるために、ホルモン剤がたくさん投与されています。

例えば、自然飼育のニワトリは約2年かけてひよこから成鳥になって、そして食べる肉として出荷されます。これが本来のリズムですが、 今では40日で成鳥し、出荷できるように成長ホルモン剤が投与されている鶏が多いです。

人間で言うと、産まれてから20年で成人になるところを、早く成長する薬が混じったご飯食べさせられ、たった一年で大人なる、みたいな感じですよ。そう想像すると、ちょっと怖いよね。
この遺伝子操作につながる薬剤を投与された肉類を自分たちは食べているので、間接的にそれらもいただくようになってしまっているから、我々もホルモン異常が起きやすい傾向にあると見ています。

私が子供の時は、中学1年生前後に生理になることが平均でしたが、今は小学4,5年生とかになってきてますよね。

かのはる:そうですね、私の周りでは5、6年でなる子が多かったです。

朝井:そうだよね。早いと小学3年生とかでも始まる子もいるようなので、それぐらい現代人は成長が速くなっています。早くから生理になって、1つ目の原因に挙げた晩婚化と出生率の低下が合わさると、胸が刺激を受ける期間がより長くなるということと、ホルモン剤を投与されて私たちの細胞も異常が起きやすくなっているということが、乳がんの発症リスクの増加に繋がっています。


そして、3つ目の原因はエビデンスや科学的根拠が取れている訳ではないですが、起きている時間が長く、 ずっと「人工的な光」を浴び続けていることではないでしょうか。
昔は1人1台なんて携帯を持っていなかったし、WI-FIや様々な電磁波も飛んでいなかったのに、今は一日中至る所で電磁波を浴びて、夜も携帯やパソコンのブルーライトも浴びながら深夜まで起きていると、その分、細胞の成長(老化)も促進されてしまいます。

ほら、もやしとか目が出る野菜なんかも光にずっと当ててると伸びるけど、暗闇だと伸びないじゃないですか。それと一緒で、起きている時間が長いというのも、成長を促し、どんどん老化劣化し、細胞もその分傷つきやすくなります。このように起きている時間などのライフスタイルの変化も乳がんの増加につながっていると思います。

こういった知識も聞く機会もなければ知らないままだと思うので、正しい知識の普及もoveを通して行いたいです。


ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
ライフスタイルによる発病は、乳がんだけに言えることではなく、身体の不調全般に言えそうなので、気をつけていきたいですね

それではまた来週:)


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