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「娘がいるということ」

確信を持っていた。

変な男だと思われるかもしれないが
私は結婚前から「自分には息子が生まれる」と。

そのため出産前、性別判定がされても
「たぶん写らなっただけだろう。」
「分かっているんだ。君が男の子だって。」
エコー写真を眺めながニヤついていた。

いざ当日、妻の出産後、対面した我が子。
「アレ?ない?」と自分で確認してもなお、
受け入れるのに時間がかかった。
紛れもなく娘だった。


娘との生活

そんな中、いざ娘と生活して感じる事は、
今自分にとって娘はかけがえのないもので
生活の大部分を占める存在であるということ。
そこに男も女ももちろん関係なかった。

その反面、母親の母性と言うものだろうか
どんなに可愛がっても、長い時間接していても
母親には絶対に勝てない壁がある。

多くの父親は早々に負けを受け入れて
仕事に、自分の趣味に邁進する人も多いのではないかと思う。

そのぐらい圧倒的に負けているだ。
チビマリオとスターマリオぐらい違う。
わからなくもない。

とはいえ、はがゆさを感じつつ
一旦そこは諦めて、自分にできる娘の愛し方を
意識して大切にしてあげたいと思っている。
勝てないと分かっていても自分の思いが残せたらな。という。

しかし、父親にしか言ってもらえないことばを先日娘からもらった。

「パパのお嫁さんになりたい」

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