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ターゲット狙い撃ちシリーズ!キャンピングカー編

キャンプ場経営者の皆さん、キャンピングカー利用者をターゲットにしたいと思ったことはありませんか?
キャンピングカーは、車の中でもレジャー用として使われるものであるため、生活に必須のものではなく、比較的余裕のある生活をおくられている方がオーナーである可能性が高いです。
また、オートキャンプを趣味とする人と比べて、各地で連泊などをよくしています。
この記事では、キャンピングカー利用者のニーズに合わせた施設やサービスの提供方法や、オンライン・オフラインでの販促方法を提案します。

キャンピングカーでの日本横断、大陸横断は絶対にいつかやります!

キャンピングカー利用者のニーズを満たす施設・サービス

キャンピングカー利用者が求める基本的な施設やサービスには以下のようなものがあります。

広い駐車スペース

キャンピングカーが楽々と駐車できるスペースが必要です。
また、隣のサイトとの間隔を広く取ることで、プライバシーが確保されます。

電源設備

キャンピングカーでの滞在には電源が不可欠です。各サイトに、200Vの電源を提供することで、利用者の満足度が高まります。最低ラインとしても、100V20A以上が推奨されます。

清潔なトイレ・シャワー設備

清潔感のあるトイレやシャワー設備は、キャンピングカー利用者にとって大切なポイントです。特に女性利用者には重要です。もちろん、キャンピングカーにもトイレやシャワーがついている場合がありますが、あくまで簡易的なものなので、お風呂などを目当てに来場してくれる可能性があります。
自社で用意をしても良いですし、近隣の大型入浴施設と連携しても良いでしょう。

給水設備・ランドリー設備

キャンピングカーには給水が必要です。給水設備を整えることで、利用者が快適に過ごせます。 また、キャンピングカーを利用して、いろいろな場所を連泊するお客様もいらっしゃいます、その時に困るものの一つは、洋服の洗濯です。コインランドリーで構わないので、設備があると、来場してもらえる可能性が高まります。

ゴミの分別施設

キャンピングカー利用者も連泊などを行った場合、ゴミを処理する場所が必要です。分別しやすいゴミ処理施設を設け、引き取ってあげる環境を整えてあげられると、利便性は高まるでしょう。

BBQ場・コミュニティスペース

キャンピングカー利用者も他のキャンプ場利用者と交流したいと考えることがあります。共有スペースを設けることで、コミュニケーションの場を提供できます。また、BBQグリルなどの大型の機材を運んでいない人もいるため、レンタルなどを充実させることも一案です。

利用のしやすいルール

キャンピングカーの利用者は、場合によっては、長距離移動の途中で寄ってくださる方も多いです。その場合、夜遅くに到着する・朝早くに出発する、などが求められるため、比較的柔軟な入退出ルールがあると良いでしょう。ただしこれは、静かにキャンプをしている人たちとバッティングするため、区域を分けるなどの配慮が必要です。

キャンピングカー利用者を呼び込むオンライン・オフラインの販促方法

<<オンラインでの販促方法>>

各種Webサイトに登録する

キャンピングカー利用者は、”RVパーク”や”車中泊”を検索することが多いです。キャンプ場を各種Webサイトに登録し、情報を発信しましょう。
例えばですが、
・RVパーク https://www.kurumatabi.com/rvpark/
RVパークは、日本RV協会が認定した車中泊専用の駐車場で、このWebサイトでは、既存のRVパークユーザーにリーチできます。ただ、残念ながら日本では、「RVパーク」は文字商標として商標登録されてしまっているため、名称の使用や、登録には費用がかかります点、ご注意ください。
ちなみに、RVパークとして登録するのであれば、こちらが条件みたいです。

・くるま旅クラブ公式サイト「くるま旅」 https://www.kurumatabi.com/   「くるま旅」は車中泊が可能な施設が網羅されているサイトで、RVパークもその一つですが、ほかにも「くるま旅パーク」「湯YOUパーク」 「ぐるめパーク」「民パーク」などの分類で登録が可能です。
登録などは無料なのですが、別途会員向け割引などを提供する必要があります。
・その他、キャンプ場予約サイト 
なっぷやhinata spot、takibiキャンプ場予約などのサイトに登録する際に、キャンピングカー乗り入れ可などの条件登録をしておきましょう。
まだあまり進められていませんが、定番の特集などがこれらのWebサイトで組まれると、ありがたいですね。(運営者の方、是非お願いします!!)

ウェブサイトに情報を掲載する

ご自身のキャンプ場のウェブサイトに、キャンピングカー向けの施設やサービスを明記してアピールしましょう。

SNSでの情報発信

インスタグラムやFacebookなどのSNSで、キャンピングカー利用者向けの情報やイベントを発信しましょう。
ハッシュタグなどは、よく吟味して探すことをお勧めします。例えば、Instagramでは2023年4月現在 #車中泊 が80.6万件、#キャンピングカー が56.1万件あります。ビッグワードに近いハッシュタグですので、埋もれてしまうかもしれません。その場合は、ぜひキャンピングカーでキャンプをしているアカウントをフォローしたり、ハッシュタグを参考にする、などから始めてみて、いろいろ試してみてください!

キャンピングカー専門のウェブメディアへの露出

キャンピングカー利用者向けのウェブメディアに情報を提供し、記事に取り上げてもらうことで、集客が期待できます。広告宣伝費用がかかりますので、その点ご注意くださいませ。

<<オフラインでの販促方法>>

キャンピングカーのディーラーと連携

地元のキャンピングカーのディーラーやショールームと連携し、キャンプ場の情報を提供してもらうことで、集客が期待できます。最近では、キャンピングカー専門のレンタル会社なども出てきていますので、そちらと連携してみるのも、面白いかもしれません。

キャンピングカーイベントへの参加

キャンピングカーのイベントや展示会に出展し、キャンプ場の情報を直接伝えることで、利用者を呼び込むことができます。

地元観光協会との連携

地元観光協会と連携し、キャンピングカー利用者向けの観光情報を提供してもらうことで、利用者が増える可能性があります。

AIに書いてもらったのでタイヤが変です

まとめ:

キャンピングカー利用者をターゲットにすることで、キャンプ場の集客力が向上しますが、競合は誰か、ということはよく考えなくてはいけません。

近年では、車中泊も見直されつつあり、車中泊が可能な道の駅や、駐車場、施設なども増えています。これらは、例えば、温浴施設が推奨していたり、レストランが推奨していたりと、多種多様ですが、そこでしかできないこと、のニーズを捉えて呼び込んでいるようです。そこで、あえて、お客様があなたのキャンプ場に来る理由は何でしょうか、という点をあらためて見つめ直してみるといいかもしれません。

また、キャンピングカーのお客様は、旅の中では連泊しているのですが、1箇所には1泊、という動きをされる方が多いです。また、「RVパーク」も増えています、その中で、単純な駐車場の延長の様な場所だけでは競争に負けてしまいますので、いかに付帯サービスや設備で差別化を行うかが大切です。

まだまだ、私も勉強不足で、今後この記事も更新をしていくかもしれません!

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