OUT ROAD LUCK / 眞坂 麗

わたしたちは おなじ景色にすえられた 生きてまじわるかげろうです https://www.instagram.com/masaka_rei https://www.masaka-rei.com/

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    OUT ROAD LUCK / 眞坂 麗-アーティストnote販売支援

    Mixedmedia Artist OUT ROAD LUCK / 眞坂 麗 Masaka Rei 1992.5.1生まれ 山形市在住 東北芸術工科大学グラフィックデザイン学科卒 アクリル絵具を中心に、水彩・スプレー・パステル・色鉛筆など複数の画材を組み合わせた絵づくりを行っている。ひとつの画風にとらわれず、常に実験的に画材・技法を組み合わせながら新たな世界観を模索し続ける。音源ジャケット、ライブペイント、看板制作、店舗の装飾なども行い、精力的に活動中。 https

      • 游色人種ら

        あなたを好きだということは 無条件降伏とおなじだった 指でなぞったようなうす白い雲が あなたの吐息ひとつでふやけていく アンティークガラスのピアスも オパールの粒のネックレスも こどものようにととのえた唇も あなたにみせたくてそろえたと わたしは云えなかった 云えなくて身体ばかり浸かったわたしを あなたはどうしようもない助平だと云い わたしはただYESで応えた 暴かれた睦言も 閉ざされた漣も 無量の風たちに晒されて 白々しくたなびいてしまった 「わたしたちーーーー、

        • Beautiful People

          Beautiful People  パーティをしよう ふたりでお酒をのもう Beautiful People  夜を明かそう なんども好きだと言おう あなたといると 不思議な景色のなか 心に絶え間なく まぼろしの青空 Beautiful People  モノクロームからそれはうまれる 目醒めのリズムが土砂降りになるまで Beautiful People  齎された種の色が交わる 金のヴェールの裾からステップがはじまる Beautiful People  肉体の躍動が

          • 持って生まれたもの

            わからなくてもいいから 聞いてくれないか わたしの心は、ずっとここに置かれた 亡霊の明滅 仄昏い色彩の あやぶまれたバランスのなかで わからなくてもいいから 見つめてくれないか 咽び泣くことも叶わない、この闇を わたしが持っているものは

            いちばん古い記憶

            いちばん古い記憶、これを読んでいるあなたはそれを訊かれてすぐに思い浮かぶだろうか。 わたしはこれに「ある」と答えた人には必ずもうひとつ質問をする。 「その記憶、誰かと共有できてますか」 それにNOと答える人は、だれしもがハッとしたように蒼ざめる。 そういう人は、素質ありだ。 話を戻しましょう。 わたしのいちばん古い記憶。 病院で、エレベーターに乗っている。 隣には両親がいて、父と手を繋いでいる。 斜め向かいには男性の医師がいて、わたしたちは地下へ降りる。 わたしは大人

            コース 丑三千円刻

            みんなで怖い話してた しゃべるパソコンの話をしてた 皿が割れた瞬間にパソコンが言葉のようなものを発した それをピコ現象という って話を聞きながら、それ、前に別の夢のとこでも話しましたよね?って思ってた 小さな容器の中に入って遊べる未来の機械おもちゃ見たいのが発売されて、楓という小型持っていた 機械を発見したので機械に手を突っ込んで水をかき回して遊んでた 色んな女の子の声が聞こえる そしたら困った顔の楓がながれてきて うしろからぐっと型を掴まれて 今楽しんでるとこなの 楓

            幻灯 I

            セルリアンブルーに 乾いたグレイを掃いたような空気のなかに 夕焼け色にくすんだ猫の影が浮かんでいる

            美醜はパーツの仕立てではなく 思考と、それにともなう表情だとおもう

            太陽に映えない

            気づいてしまった わたしたちセックスをとったら なにも残らない 愛のむかうところ 寂しさを埋める場所 生活の匂いのない ベッドで暇をもてあましたら なにも残らない 残らないの わたしたちままごとして ずっとこどものままだわ 白いお皿に透明なたべものをのせて 陽射しのなかピクニックしてる 零れてしまった わたしたち太陽に映えない 薄手のショールでは 透けてしまう いつわりのおとぎばなし 穴の空いた器で 愛を掬っているのね 満ち足りて飽きるほどでも すぐ足

            こどものときみたいに、親に泣いて甘えたいんだけど、もうそれはやってしまうと親の気持ちが切なすぎるのよね… うわーんって泣いて抱きつきたいんだけどね、心配させすぎちゃうからね、けろっと笑ってなきゃ

            全身麻酔の余韻と、痛み止めと微睡みで多幸感がはんぱない。 開腹で胃が3分の2なくなったのに 天国かここは こんな気持ちよくていいのだろうか

            まぼろし

            わたしたちは、 おなじ景色にすえられた 生きてまじわるかげろうです おなじまぼろし同志 今夜は愉しみましょう 意思をもった陽炎 ゆらめく生きものたちは ゆめを発現す わたしたちは朦朧 残り香だけ据えて すりぬける残像 明滅しながら歩行する とおくの影は蜃気楼 言葉で縛れない 輪郭のない感覚 ほんのわずかな体現 交わるのは一瞬 そしてすべてはまぼろし いつか消えてゆく残響 心は鏡に映らない わたしたちは亡霊

            どうして考えごとをしてると 相槌のように天井が鳴るんだろう

            ダイヤ

            ばらばらになった あなたの破片をあつめても それは散り散りになって 天使に持ち去られてしまった 目に映るあなたでも あなたでもなく 会ったこともないあなたは 永遠にここから 見えなくなってしまった

            彼女は昏がりのむこうへ歩いていってしまった

            徘徊に、リスクはつきものだもの 数を足すのもやめてしまった 冒険や探検とせず 徘徊と選ぶあたり健全の程度が伺える おそらく彼女が探すのは行き止まりなのだ 損なうことを愉悦し 恐怖に快感をゆだねている 彼女はそういった素質を持つたぐいのものなのだ 彼女のイメージはいつも 暗闇のなかでこちらに背を向けている わたしたちの見通せない、闇の奥を見つめている

            ここ数日間で「頼ってもいいよ」と言ってくれる人がこんなにたくさん側に居たことを知った。 助けてくれる人、見守ってくれる人、ほんとうに有難いなあ。 これも病の恩恵かな、すべてのタイミングに感謝します。