留学と国内の英会話スクール、上達が早いのはどっち?(1)
こんにちは!本橋です。
さて、今回は、「英語の上達をより早めるために、留学をすべきか、国内の英会話スクールに通うべきか、どちらが良いでしょうか?」というお話しをしたいと思います。
今回の内容は、実はとてもコアな部分ですので、枝葉(えだは)ではなく、根っ子の部分もお話したいと思います。そのため、少し長くなりそうですので、これから3回に分けて、今回のテーマについてお伝えしていきたいと思います。
今、あるいは、これから先、留学しようか、国内の語学スクールにしようか迷っている方は、必ず全部お読みいただいた上でご判断くださいね。
では、はじめましょう。
最初に、このコラムを読んでくださっているすべての方にお伝えしたいことがあります。
それは、
実際に、2年や3年くらい海外生活をしても、ほとんど英語(あるいは、留学先の言語)を話せない人もいる、という事実を、まずは知って欲しいのです。※以降、「英語」というワードは、ここでは「他言語」という意味も含まれます。英語圏以外の留学を検討されている方にも該当する内容です。
これは何を意味するかというと、留学目的を、単に≪英語を流暢にする手段≫という一面だけで考えた場合には、すべての人に共通して言えることは、留学することだけがベストの方法ではない、ということです。
私は、これまで数多くの相談を受けてきましたが、英語の上達をより早く
実現させたいという方に対して、「英語を早く上達させたいのであれば、
留学しなさい!」という無責任な言い方をしたことがないんですね。
その理由は、多くの留学生の実態を見てきているからです。
こんなことを書くと、読者から「おいおい、お前は留学を勧める専門家だろうが。。。」という声が聞こえてきそうですが、これは事実です。
しかし、ここでは、留学の有効性をしっかり理解した上で、お伝えしているということを申し上げておきたいと思います。最後までついてきてくださいね。
つまり、英語習得のスピード感に限定していうと、留学もしくは国内の語学スクールなどの語学上達の手段を考える前に、もっと大切なことがある、ということを言いたいのです。
それは次の二つです。
一つは、本人が、どれくらい強く、英語を上達させたいと”本気”で考えているか、という意志や決意の強さ。つまり、覚悟があるか。
二つ目は、英語を学ぶ上での明確な目的があるか。
です。この二つのことが、直接的に語学上達のスピードに影響してくるのです。これらの有無によって、どんな手段を使おうが、語学の上達度が全く違ったものになります。
確かに留学すれば、24時間が外国語の環境になるわけですから、語学上達には圧倒的に有利な環境になります。それは事実です。
それでは、どうして、そのような圧倒的な有利な環境であるはずの留学をしても、語学の上達に時間がかかってしまう人がいるのでしょうか。
実は、留学しても語学の上達に時間がかかってしまう人達には共通点があるのです。
(続く・・・・・)
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