Pivot Shift Test:前十字靱帯(ACL)損傷の検査
Pivot Shift Test(ピポッドシフトテスト)。
ピポッド…バスケのピポッドを思い出します。日本代表すごかったですね。
方法や診断制度をみてみましょう。
結果からなにが考えられるのか?
検査方法
伸展位から外反・内旋させながら屈曲していきます。少し複雑です。
陽性時の所見
実際に臨床で行ったことはありませんが、どんな感覚なんですかね。亜脱臼っていうと少し怖い気もします。痛みは伴わないのでしょうか。
評価の精度
診断精度に関してはこちら
特異度が高いですね。陽性であれば、前十字靭帯の損傷が疑わしくなります。
関連する文献
Pivot Shift Testに関する文献を探してみました。
Abstractしか読めていませんが、こちらのシステマティックレビューでは、Pivot Shift Testの定量化とその方法などに関するレビューを行なっております。多くの研究では、テストでの前後方向への並進、回旋、加速度に焦点を当てているが、その定量的な評価方法は確立されていないそうです。動的な不安定性などをどのように定量化していくか、難しい内容ですね。今回記載した方法も、書籍の内容を参考にしておりますが、研究間でテスト自体の方法も若干違う可能性がありますね。
ではでは。
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