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「夢をかなえるゾウ0」 水野敬也

2023年 1冊目

今シリーズ5作目の私の大好きな本 📚
「0」ってなんで??
って思いながら読み始めたら、「0」の意味が理解できた。

主人公は、出世意欲もなく、やりたいこともない。
平凡に普通に好きでもない仕事をして働いて、
暮らせればいいと思っている、夢がないサラリーマン。

「夢がない=0」
数々の人の夢をかなえる手伝いをしてきたガネーシャにとって、
そもそもスタート地点にすら立っていない相手に
どう教えていくんだろう🤔
って、ワクワクしながら読みました✨

そんな彼が、上司からパワハラを受け悩んでいるところ、
良いタイミングでガネーシャと出会うところから始まります。

パワハラが嫌で仕事を辞めたいけど、やりたいこともない、
辞めてしまったら生活に困るから、
とりあえず自分が我慢すればいい。

今の時代、こんな人多そうだなぁ。
同じような思いをしてる世の中にいっぱい人いると思う😬

そんな、夢がなく、行動することも出来ない主人公に対して
夢も持つことの素晴らしさ、夢がもたらす運命について
「夢の見つけ方」 の21個の課題をこなしながら、
主人公が夢を見つけていくストーリーになっています😊

お正月に実家に帰省した時、小3の甥っ子に
「将来やりたいことあるの?」って聞いたら
「えー、ない🫤」

まじか。
今こんな子が増えてるって聞いてはいたけど
こんな近くにいるとは、、、🙄

ガネーシャの教えの中に、
『夢とは、「こうなったらどんなに素晴らしいだろう」
「こんなことができたらどんなに幸せだろう」と
思いを巡らせること。
つまり、未来という、「分からないもの」に対して
ワクワクすることだ。』

コロナ禍で先が見えない現代、「分からないもの」に対して
怖くなってしまい、踏み出す勇気を持てない
子ども達が多いのかもしれない。

夢を持てば叶うとは限らないし、
叶わなかった時の挫折の怖さと辛さも
また踏み出す勇気を減らしてしまってるかもしれない。

いろいろ考えると、日本って深刻だなーって
思い始めるからもうやめるけど。笑

たまに実家帰った時には、
甥っ子に少しずつ夢の大切さを教えてみよう😏

私自身、
大小関係なく、いつまでも夢を持つ大人でありたいなぁと
この本を読んで思いました😊🔥

最後に、印象に残った言葉で終わります📖
『自分を見捨てることなく前に進み続ければ、
すべての出来事が「伏線だった」と
心から思える日が、いつか必ず来るはずだ。』

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