Official髭男dism「Rejoice」参戦した話
山陰出身の四人組バンド、Official髭男dism。彼らの曲を聴くようになったのは、たまたまYouTubeで「Pretender」のMVを観て『なんて良い曲なんだ!!』と感動。妻にも勧めてみたら、妻の方がどハマり。結果、夫婦共にファンになり、現在に至るわけで。
彼らのライブに初めて参戦したのはまだ新型コロナの影響で声出しNGだった「one-man tour 2021-2022 ~Editorial~」。その後、ヴォーカルの藤原聡が声帯ポリープを発症し、療養の必要が出たためライブツアーはしばらく行われなかった。
そんな中、今年ついにニューアルバム「REJOICE」を引っ提げて待ちに待ったライブツアー「Arena Tour 2024 -Rejoice-」が開催されることに!全国5都市10公演と、本数が少ないため、倍率もかなり高いことが予想されたが、幸運にも無事当選!!ツアー初日、2024.9.20(金)マリンメッセ福岡に参戦することができた。今回はそのライブの内容と感想をつらつらと書き連ねようと思う。以下、大変ネタバレが含まれるのでこれからライブに参戦される方はご注意ください!!!
※ネタバレ注意!! ネタバレ注意!! ネタバレ注意!! ネタバレ注意!!※
今回のライブでは、来場者に腕バンド型のライトが配布された。ライブの演出で使用され、様々な色に点灯するのだが、これがとても良かったのである。会場全体の一体感が視覚的にも伝わる、素敵なプレゼントだった。
そんなライトが早速、ライブ冒頭で白く輝き、満点の星空のような光景の中にメンバーが迎えられる映像がスクリーンに映し出されると、私たち夫婦とも感動の号泣。
今回のライブツアーは4年ぶりの声出し解禁ということもあり、会場は熱気にあふれていた。そして早々に藤原がこの曲やりたかったという『Stand By You』が始まると会場全体で大合唱。「声出して楽しもう」と観客を煽りつつもそこからはスローテンポの曲が続くのは、メンバーも後半でセルフツッコミをするご愛嬌。
そしてMCではヒゲダンメンバーの最近の流行りがNetflixの地面師たちであることをネタに。ちゃんまつがしつこくモノマネしてくる(笑)
藤原が「大好きな曲です」と『115万キロのフィルム』を歌い、そこから後半戦がスタート。アップテンポの曲の連続に会場全体もヒートアップ!
ライブも終盤に差し掛かり『Chessboard』ではメンバーと観客で一緒に大合唱。感動の波に包まれた。
そしてアンコール前最後の曲の直前、藤原がMCをしている時にちょっとした事件が起こる。どうやら観客のどなたかが倒れる予期せぬアクシデントがあったようで、一時MCも中断。このまま状況が落ち着くまでライブもストップするかと思われたが、観客の中から「繋いで」と声がメンバーにかかると会場に笑顔が。そこから、急遽本日のセットリストにはなかった『Pretender』を藤原が歌い出し、会場の全員でワンコーラスを合唱。大ちゃんによると、『Pretender』をお客さんと合唱したことはこれまでもなかったらしくとても暖かい空気に包まれた。
状況が落ち着いたところでMCも再開。無事、最後の曲で本編終了となったのである。
その後のアンコールも凄かった!!冒頭のMCでは今後出る新曲の話になり、まだ発売前の新曲『Same Blue』を弾き語りでワンコーラス聴かせてくれるという太っ腹ぶりを見せてくれ、『SOUL SOUP』では観客が腕につけたライトが七色に輝き、会場はまるでダンスホールのような盛り上がり!!そして本日最後の曲『TATTOO』ではサビを会場の皆で大合唱!!!
最後にヒゲダンメンバーの「Arena Tour 2024 -Rejoice-」出発を会場の全員で見送り、大団円となった。
今回のライブ、全編最高だったのだが、ステージの演出含めてアクシデントすら最高の体験に変えてくれるOfficial髭男dism メンバーの懐の深さを再認識させられた気がする。バンドとしての経験値を上げ、彼らはこれからもどれだけ高みを駆け上がって行くのだろう。おっさん心としては「聡っちゃん、頼むから喉の無理はしないでね」と心配してしまうが、それは余計なお世話か。
【セットリスト】
Finder
Sharon
Get Back To 人生
宿命
Stand By You
キャッチボール
日常
濁点
Subtitle
115万キロのフィルム
ホワイトノイズ
FIRE GROUND
うらみつらみきわみ
ミックスナッツ
Anarchy
Chessboard
Pretender
B-Side Blues
[アンコール]
Same Blue
I LOVE…
SOULSOUP
TATTOO
ではではTo be continued……
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