【自由詩】凡愚の脳捻転が混在する街で喰うテッポウ

肉よりもホルモンと冷えたビールが沁みるオレのホルモン
アカとシロなら選択してるのがアカだけどトラブルはご法度
放り出されたアスファルトの硬さに涙は痛みか欠伸のせいか
猥雑な血と汗と染み込んだ煎餅布団は数枚の価値があるのか
枯渇した命に吹き込むのは殺意が張り付いた視線と危険運転の暴走車
上手いこと生きてるスキっ歯の食いカスを怨みながらも高級な空間は無縁だが