【散文詩】見縊られて泣くのだろうか

いじめられて、悔しさに泣く。

自分の不甲斐なさと

脆い気持ちは知ってる。

自分自身の責任は相談相手もなく

八方塞がり。

希望は世知辛い残像の瓦礫に指を刺す

砕けて皮下から顔を出す骨が赤い。

声なき苦沙弥と血管の反逆が座布団を裏返すように気を遣う。匍匐後進してください。

鉄拳で心を殴りつけ言葉が肉体を蝕む。

二択の人生を百足で決める線香学園の卒業式。