格物致知

①私の死後も世界は存在する。

②私の死後に世界は存在しない。
 

①は唯物論
②は観念論

私は①だと思います。直観ですが。

どちらにしても正解があるわけではないのですが。遊びと思って選んだ理由を考えるのも一興かと。

もうひとつ
「美しい花」が有るだけだ。「花の美しさ」は無い。
これは小林秀雄が書いていたと思います。

小林秀雄の晦渋さの見本として挙げる人がいますが、私にとっては、逆に小林が明晰に「考える人」である証左として挙げておきたい文章です。

小林の文章を悪文とか分かりにくいと評する人もいますし、実際私も分からないことが多くて繰り返し読みます。
それでも意味の分からない不親切な文章。読む価値なし。と一読で判断するのは早急過ぎると思います。

「花の美しさ」は観念論。
「美しい花」は唯名論。

私には「美しい花」がしっくりきます。
「普遍論争」とは関係なくプラトニズムとも距離をおくこと。
『様々な意匠』
特定の考え方に没入すると「特定の考え方」への病識がなくなるということは視差と再帰性に自覚的であることが要求されるのです。