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白馬三山縦走トレイルランニング

これは僕が初めてアルパインエリアに踏み入ったトレイルランニング物語。
僕は長野県の白馬村に住んでいる。

白馬村といえばスキー・スノーボードといったウィンターシーズンのイメージが強いかと思う。
それは1998年の冬季長野五輪の影響が大きいのかな。と個人的には思っている。
そんな白馬村も最近ではグリーンシーズンに力を入れている会社や事業者さんが多くなってきている。

白馬xトレイルランニング


そんな時、僕が出会ったのがトレイルランニング
地元の山岳ガイドの方と知り合いそこから一気に山の魅力に惹かれていった。

トレイルランニングとは? 一言で言えば山を走るスポーツ。
ジャンルで言えばスポーツになるが、僕個人としては遊びの要素が大きく、大自然に身を任せて大冒険が出来るのが最大の魅力だと感じているのでハマるとやめられない。

登山や山というと、若い人は苦手意識や何が楽しいの?といった事を良く言われたりする(僕も東京に居た時はそう思っていた)が実際にやってみるとこれがまた面白い!

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これは白馬で一番有名な白馬三山と言われる山の白馬鑓ヶ岳からの景色。
う~ん...ここはほんとに日本ですか? と思ってしまうくらいの雰囲気がたまらない。
白馬三山とは? Wikipediaでは''しろうまさんざん''と書いてあるが、正確には''はくばさんざん''です。

初夏の白馬三山にトライ

去年の夏(2019/7/19)に入山。
この入山が人生初の本格的な山行。中学生の時に登山行事があったが、その時はもう少し易しめな山でした。

白馬に限らず山は登る時期や季節によって見える景色や植物等全く違ってくる。
7月は高山植物が咲き始めて見頃になり始める時期。

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高山植物の絨毯が見れます。下界では見れない景色にただただ感動します。
山に行くと絶景を見れるのが楽しみでもあるが、こういった自然を間近で感じれるのも魅力のひとつ。

トレイルランニングといっても、マラソンの様にずっと走ってる訳では無くて、傾斜がきつい登りや絶景ポイントは普通に歩いたりする。そこも楽しい要素でもあったりする。

ルート・タイム

この日は白馬の猿倉荘という白馬三山に入山する方の玄関口でもある山荘を7時出発。
今回のルートをStravaというアクティビティアプリのログを添付します。
これが今回のルート

白馬猿倉荘スタートし、白馬鑓温泉→白馬天狗山荘→白馬鑓ヶ岳→白馬杓子岳→白馬岳→白馬大雪渓→白馬猿倉荘の縦走。
トレランスタイルだった為1日(実質行動時間約7時間半)でしたが通常の登山で同じルートの場合は1泊2日か2泊3日が普通のタイムスケジュール感となる。

トレイルランニングというのは登山と比べるとそれだけ1日で長い距離を移動可能になるが、その分のリスクも考えながら入山をしていく事になる。

詳細なタイムスケジュールは下記の通りです。
白馬猿倉荘7時発→白馬鑓温泉9時到着・15分程度休憩→白馬天狗山荘10時半過ぎ到着20分程度休憩→白馬鑓ヶ岳12時頃到着→白馬杓子岳13時到着→白馬岳14時過ぎ到着→白馬大雪渓14時40分頃通過→白馬猿倉荘15時20分頃到着

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これは白馬岳頂上宿舎直下を登っていく稜線。緑が美しい。。

登山とトレイルランニング、何が違う?

これは良く聞かれる事でもあるが、僕は全く別物という認識がある。
勿論山に入山するという行為は同じなのだが、プロセスや過程・服装・携行品等が違ってくる。

先ず登山の場合は日帰り登山でもザックが最低でも25L以上収納可能なザックを使う事が多い。
泊まりの場合はこれより更にでかいザック。テン泊か山荘泊でも違ってきたりする。

トレイルランニングの場合は1DAYであれば10~15L程度のリュックで事が足りる。中身は行動食や雨具・ファーストエイドキット・非常食・ツェルトという簡易テントや寝袋を持ってく事もある。

服装も時期によっての違いはあるが、基本的にトレイルランニングは動きやすさ重視の軽装で行く事が多い。
良く重装備の登山者に''そんな軽装備で山を舐めてる''的な事を言われたりする事もあるが、登山とトレイルランニングにはそれぞれのメリット・デメリットがあると僕は思っている。

登山の場合は服装は重装備で行けるが、荷物も多いため身軽な動きがしにくい。
トレイルランニングの場合は軽装備で行けるが、荷物が少ない為怪我をした時に地元の遭対協や警察にお世話になる確率が高くなる。(勿論そうならない為の行動や、ファーストエイドキットは持参するのが常識)

いずれにしても、登山やトレイルランニングといったに関われる事は自然を学ぶ事が出来て貴重な体験を出来る事が多い為、非常におすすめの遊びです。

今下界では春の季節だが、山はまだまだ冬。
この景色を見れるまではもう少し先になります。

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