最近の記事

息遣いalive

身も蓋もない蜃気楼的衝動だけを背負い(ゆらり、ゆらりと)今も尚、二重整形をすれば世界が変わると信じている。日が経てば髪が伸びていくように、時が経てば夕暮れが鋭角を帯刀するように……。 つねに最高傑作でいたい。最大瞬間風速でいたい。後ろ髪を引かれたくない。可愛い絵文字なんか使いたくない誤魔化したくないおでこくっつけあって瞳の内奥をとらえたいたがいの眼光を反射しあいたい家系図いっしょに終わらせたい! この血液色の夕映えが破裂、月影、破裂、朝焼け。端から端まで全部くれ、と愛を恫喝す

    • SNSをあまりしない、浮世離れ系ファムファタールになって日中は読書を夜中は映画を嗜む生活にするのも、アリ。ツイッター辞めたい。

      • Twitter新しいアカウント作りますたぶん!

        • 性・光

          マイブームはドライヤーをかけながら全員死んでくれ! と叫ぶこと。 女子高生イズデッド 女子高性イズデッド 女子高生イズデッド 単数名詞的学校生活で光れ、絶望。光れ、夢。ちっちゃい「つ」から迸る愛欲が一直線に死へ墜落する。屋上から飛び降りれなくて甘ったるい雨上がりの風がふわり、吹いて。ふくらむ。スカートと同時に胸が。この世の乗り物のすべてが二人乗りになればいいと思った。 映像美・中学二年・性・光・煙い教室・「死ね」の口パク 文学は好きだけど、小さい頃にハリーポッター読破し

        息遣いalive

          えんど・おぶ・ざ・十七歳 つまりは

          私の十七歳は銀杏BOYZのライブから始まった。君と僕だけが知らない宇宙へ。コロナ禍で声出しがだめだったから、真空管の中で叫んでるみたいだった、ほんとうに宇宙にほっぽりだされたみたいだ。たましいは吐息の熱となってとぐろをまいて、光まみれの舞台上へ押し寄せる。終演のあと、隣の席に居たお姉さんとご飯を食べに行った。訥々と、そのとき好きだった人の話を、おもしろおかしく、話したのだった。 何処にもいけないからSeventeen それは夕闇の逆再生 はじめて彼氏ができて、そのひとの地

          えんど・おぶ・ざ・十七歳 つまりは

          迷惑メール:件名:ILOVEYOU

          ILOVEYOU のウイルスでjet'aime我爱你愛しているは呪術に漸近しうる。世界中の言葉で愛しているを翻訳して再翻訳かけてそれを繰り返して最後君の名前に回帰すればいいな。愛している、それだけだった。親の不在の密室で、カーテンがおっぱいのように揺れて肌色がはちみつ味になっていくこの夕暮れ時間。さくらんぼをまるめこんだみまいな唇を舐めてみたけど味がわかんなくて、不感覚が感染して、君までもキスの味が分からない、とか言い出す。「ファーストキスは、レモン味?」「君の唇が強酸性であ

          迷惑メール:件名:ILOVEYOU