孤立・孤独・Loneliness

大事マンブラザーズの名曲「それが大事」の歌詞を思い出します。

ここにあなたがいないのが淋しいのじゃなくて
ここにあなたがいないと思うことが淋しい

このフレーズがとても好きでしたが、友人から「意味わからん」攻撃を受け、説明しにくかったのを覚えています。

孤立は、まわりに誰もいない物理的な状況を意味します。
孤独は、自分が一人ぼっちだと感じる状況を意味します。

うちの母は一人暮らしですが、幸いにも孤立していません。しかし、わたしがいないことで多少の孤独は感じているようですが、多くの時間は孤独ではないと言ってます。

わたしの友人は家族5人で生活していますが、毎日のように孤独をツイートしています。話しかけても聞いていない様子で、誰の声も届かない場所にいます。毎日見守っています。

明るく前向きなツイートで、周囲をいつも元気にしていた彼女。連休明けに会おうといっていた3年前。胸にある孤独を誰にも相談しないまま、誰もいけない場所に旅立ちました。


日本には孤立・孤独担当大臣ができました。イギリスに次ぐ世界2番目です。孤独が国の課題になっていることをわたしたちはしっかり認知した方がよさそうです。マンション住まいだと、隣人の顔がわからないこともあります。ハラスメント予防で部下の私生活が全く見えないこともあります。

孤独を感じる人に手を差し伸べることは、自分の孤独を慰めることにもなります。

孤立している人のそばにいることは、自分の孤立を防ぐことでもあります。

元気なふりするより、月に1回でもいいから、孤独を認めたい。例えば満月の夜に。


孤独・孤立対策の会議はこちらから。

ロシア、アメリカ、スペインなどから取材依頼を受けているらしい坂本大臣にとって孤独とはなんだろう。

しらんけど

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