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53歳のおんな~成果物を隠す~

成果物を隠す!

53歳、仕事も私生活も絶好調で、自分自身の生み出す価値を理解しているおんながいました。すでに成功をおさめ、その成果物が注目されていた彼女は、自分の死後もその価値が高くなることを予想していました。

そこで、成果物を隠し、自分の死後にその価値を子どもたちに贈与しようと考えました。成果物が完成したときに価値を生みだして贈与する方法もあったはずですが、彼女はそうしませんでした。隠していますので、死後にしか価値がつかないわけです。そうした方法で、子どもに財産を遺しました。

彼女の名前は、アガサ・クリスティ(Dame Agatha Mary Clarissa Christie)、ミステリーの女王と呼ばれました。イギリスに生まれた彼女は30歳から85歳まで、小説を書き続けました。ほとんどの小説は生前に発表されているのですが、53歳の時に、2作品「カーテン」と「スリーピング・マーダー」を死後出版として契約しました。

↓再婚した14歳下の夫は考古学者。発掘を手伝っていたそうです。(画像はELLEさまからお借りしました)

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成果物を隠してみよう!

比較できない人生とはいえ、わたしも書いたものをできるだけ公開しています。これを機に、死後に価値が出るようどこかに隠してみようかと思います。ただ、雰囲気があまりにも違うのは時代のせいってことでお願いします。

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もろもろ状況は違いますが、書く毎日を送っています。アガサ・クリスティが考古学を見つけたように、わたしも別世界を見つけることでしょう。

しらんけど

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