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最前線で働く人の姿

「最前線で働く人に感謝」というフレーム(facebookプロフィールで使えます)を作ったところ、あちこちで利用いただいてるようで嬉しい。

最前線で働く人。
この言葉でよいかどうか、クリエイターはもとより、他の方々とも何度か話してきた。
英語だと、Key Worker や Front liner が使われるらしいが、日本で馴染みがないので、日本語になった。

前線とは、戦場であり、現場である。
最前線となれば、その中でも敵に最も近いところだ。

フレームを見たかたから、「医療従事者として嬉しい」という感想や、「家族が医療に関わっているのでありがたい」という感謝返しを頂いた。

医療現場、特に新型コロナウィルスにかかわる現場のみなさんは、精神的にも身体的にも辛い状況だ。

そのうえで、最前線で働くことが、医療だけでないということを記しておきたい。

生活の基盤には、電気やガスなどのエネルギー供給、食料品の製造や流通、通信販売の物流、経済を支える金融、移動のための交通など、成人の生活だけでも様々で、他にも子どもや高齢者を支える仕事だって止められない。

新型コロナウィルスと戦うということは、生活を支えることである。
不要不急の手を止めて、冷静でいられるよう自制することも戦いだ。

わたしが働いていたIT業界は、上記の仕事を裏で支えている。
保守のために通勤しているひとがいる。
クラウドだってひとが働いて支えている。

自粛が要請されるなか、街行くひとが節操ないひとだと映るかもしれない。しかし、彼女ら彼らこそが感謝の対象なのだ。

フレームを作っておいて言うのも変だが、本当は直接御礼を伝えるべきだ。
宅配便を受け取るとき。テイクアウトを持ち帰るとき。ガスの火をつけるとき。
最前線で働く人、ひと、ヒトの姿を想像しよう。

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