見出し画像

競技日程の3サイトを比較してみた

東京オリンピック2020の試合日程を確認できる3つのサイト。
オリンピック公式サイト、NHK、YAHOO!
多様化する検索・閲覧ニーズに応えることは技術的には簡単なことでも、システム全体への負荷を考慮すると実現できないことがあります。特に一定期間だけ同時アクセス数が高まる場合、多様化に対応するより、多数派に対応することが優先されやすいです。3つのサイトの表示画面検索方法からそれを感じました。

東京オリンピック公式サイト

画像3

競技のスケジュールを表示する画面は、横軸が日付、縦軸が競技です。
表示される日付はいつも同じで、左端に初日7月21日が表示されます。画像のように後半は画面を横にスクロールする必要がありました。しかもスクロールバーが一番下にあるのです。競技が多いため一番下に縦スクロールしてから、右にスクロールするという二段階でした。

試合結果の確認画面はわかりやすく、その日の結果がすぐに確認できました。↓こちら。

画像4


NHK

こちらは当日日付から自動的に表示されました。
左側に小さめのカレンダーから日付を、競技別画面では競技を選べました。
タグ検索もできますが、用意されたタグは限られていました。
また、日本代表のみの絞り込み機能がありました。

画像2


YAHOO!JAPAN

公式サイトとNHKを足したような構成でした。左右に広告が多いですが、競技日程を確認する目的で見る分には特に邪魔になることもありませんでした。競技スケジュールごとにテレビ局や動画中継へのリンクもあり、視聴する時に便利でした。ニュースを表示するタイムライン機能もありましたが同じニュースが並ぶので便利だったのかどうか不明です。
ここでも日本人が出場する競技日程による検索が存在していました。

画像1


パラリンピックへの遷移は?

さて、もうすぐパラリンピックです。サイトへのリンクがそれぞれどのようになっているか見てみましょう。


オリンピック公式→パラリンピック公式

画像7

オリンピックの公式サイトの上部右端にパラリンピックの公式サイトに遷移できるボタンが表示されているので、わかりやすいです。
メニューからの遷移も、一番上に表示されているのでわかりやすいです。↓

画像6


NHKオリンピック→パラリンピック

画像7

↑メニューには一番最後にパラリンピックへのリンクがあります。
↓サイトの一番下にもリンクがあります。

画像8


YAHOO!オリンピック→パラリンピック

画像9

↑使いやすい場所にリンクがあります。
↓またカウントダウンもあり、盛上げてくれてます。

画像10


オリンピック競技日程3サイトの比較

全体をざっと見るには公式サイト
競技スケジュールを確認するのに、最初は公式サイトを使っていました。
日付と競技を一目で見やすいことがメリットでした。競技名も五十音順で見つけやすいこともよかったです。シンプルでわかりやすい画面でした。

1日の中のスケジュールはNHK
NOWどの競技?この後どの競技?を確認するのにNHKのテレビ欄表示がよかったです。「日本人のみ」の絞り込みをNHKが作ったのは残念でした。使いやすいという声はあるでしょうが、いろいろな国を応援する人がいることを前提にするとよいなぁと思います。

多目的に使えるYAHOO!
視聴へのリンク、時間帯や競技の絞り込み、ニュースのタイムラインがあり、多目的に使えました。競技日程のページにニュースも貼られてるので、うっかり結果を先に知ってしまうことがありました。関心なかった競技のニュースをチェックすることにも繋がりました。


オリンピックにはいろいろと思うところもありますが、パラリンピックもちょっと違う視点でレポートできればと思います。


応援いただけると嬉しいです。 サポートしていただいた分は若い女性の育成にあてます。