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親が鍛えられる【子供の兄弟喧嘩】我が家の対応

毎日のように子供たちは兄弟喧嘩をしています。
今回は、次男(小4)vs三男(年少)【テレビの取り合いの乱】です

次男は「野球中継」を見たい
三男は「YouTube」をテレビで見たい

YouTubeならスマホやタブレットでも見れますが、
三男はテレビで見たいという頑固者。

次男がテレビをつけると、三男が反射的にリモコンをとりテレビを消す。
当然、次男は怒りリモコンを奪い返す。
三男も負けずにリモコンを奪い返そうとするが、やはり力では勝てず泣く。
三男も悔しいので直接テレビの電源を切る。
次男はさらにヒートアップして怒る。
二人ともギャーギャー言いながら喧嘩勃発。

どこの家庭でもありそうな光景ですね

子供達の喧嘩は親もイライラしますよね〜

【我が家の対応】

・兄弟喧嘩は観察対象
僕は兄弟喧嘩が始まると、最初はじっと観察します。
次男がどんな行動をして、どんなことを言うのか。
三男がどんな行動をして、何を言おうとしているのか。
子供達がどんな言葉を使っているのか。
子供達の“意思表示”を確認します。

次男
「勝手にテレビ消すんじゃねー!」
「俺が先にテレビつけたんだから俺が見る」
「YouTubeはスマホでも見れるし後でも見れる、野球は今しか見れん」
三男
「僕はテレビで見たい」
「嫌だ、嫌だ、今見たい」
「え〜ん(泣)次男ばっかりずるい」

子供達なりに自分の意見を伝えようとしてますね。
良し良し😁

・“怒りのもと”を探る
次男は野球を見たいのは事実だが、よく観察すると
怒りの根本は「勝手にテレビを消された」こと。
三男の怒りの根本は「思い通りにいかない」こと。
だから三男にスマホでYouTube見せようとしても収まらない訳だわ。

別の日ではあるが、
次男に「三男がテレビ見たいから変えてもいい?」と聞くと
「○○の打席が終わったらいいよ」とあっさりオッケーになることが多い。
野球が見れないことが怒れるというより、勝手に変えられるのが怒れる、
ということのようです。

・強制的に喧嘩をやめさせようとしない
とは言え感情的になってしまったら簡単には抑えられないもの。
「ケンカするなー!」と叫びたくなりますが、
ケンカするなと言って収まったことなんて一度もありません。
どちらかを優先すれば、もう一方の不満が残るだけ。

「お兄ちゃんだから我慢しなさい」は絶対に言いません。
お兄ちゃんだとなぜ我慢しないといけないのか納得できる説明が僕にはできませんので。我慢してもらうなら、その理由が必要です。
お兄ちゃんを我慢させるのは、早く喧嘩を終息させたい親の都合だと感じます。

じゃあどうすれば喧嘩が収まるのか?

・フォーカスを変える
フォーカス・・・焦点があっている、目が向いている、注目する。
子供達は“自分がテレビを見ること”だけにフォーカスしている。
もっと根本的なところでは、“自分の思い通りになること”に意地になっている。

今回は三男のフォーカスを変えさせる作戦。
長男に協力してもらい、
長男によくわからない謎のダンスを踊ってもらいます。
そのダンスに父が巻き込まれて食べられそうになり
三男に助けを求める。というストーリーです。
謎ですよね😅
三男のフォーカスがこちらに向けばいいんです。

三男はテレビのことなど忘れて、長男に食べられそうになっている父を
ゲラゲラ笑いながら助けてくれます。
「楽しい」にフォーカスしたことにより「怒り」は消えています。
怒りが消えていれば三男も冷静です。

しばらく遊んでいたら、YouTube見たいとは言わなくなったどころか
次男と一緒に仲良く野球見てるし!

【まとめ】
・子供の怒りの感情に親が飲まれない
・子供のケンカを観察してみる
・親の都合で強制的に権力や威圧、恐怖を与えてケンカをやめさせない
・あまりにも酷い暴力になりそうな場合は止める。
・フォーカスを変えてあげる。
・どうせそのうち収まる。

仕事で疲れていたり、家事もやらないといけない時に
子供が喧嘩しているとイライラしてしまうのはしょうがない。
親だって人間です。

誰だってイライラしたくないと思います。
精神的な余裕がないと、ついつい怒ってしまいます。

怒っているときは、知性が低くなり冷静な対応ができません
大人も子供も、怒っているときは“おバカちゃん”になってます。

怒ってるときは自分がおバカちゃんになってることに気付きません。

怒りと怒りのぶつかり合いは、
おバカちゃんとおバカちゃんの戦いです。

客観的に見たら笑えますね🤣




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