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「女の子だからダメ」という幻想

ひとつ前の記事で、なにか「やりたいこと、習いごと」があった時に、
親に断られそうな理由を何気なく書き出してみました。

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女の子だから、ダメ。
お金がかかるから、ダメ。
どうせ、すぐに辞めるから、ダメ。
友だちの真似をしているだけだから、
(本当はあなたがやりたいわけではないから)、ダメ。
将来の役に立たないから、ダメ。
他にやった方がいいものがあるから、ダメ。

・・・・

よくよく、読んでみると、
とても「大変なこと」なことだと思います。

こんなことを、言われたら、
こんなことを、思っていたら、
子どもも、親も、どうやって「生きる気力」を持てばいいのだろうかと
疑問に思いますし、元気でいることがとても難しいと思います。

「女の子」という性別で諦めさせられること。

それは、自分のせいではないことで、
諦める必要が一生続くことを受けいれる、ということに繋がると思うのですが、、、いかがでしょうか。

自分の「性別」は自分で選んでいないし、
基本的に自分で変えることはできないし、
自分の「やりたいこと」を「自分(の性別)」が邪魔をする、と
自分を嫌うことにもなると思います。

「女である」ことは「損だ、被害者だ」というようにも感じたり、

じゃあ、逆に、
「男である」ことは「得だ、加害者だ」というようにも、
もう、まるっきりいろんな勘違いをして、
「自分」も「他人」も受けいれにくくなるかもしれない。

もうそんな勘違いをして、
誰かと繋がることなんてとっても難しいです。

とてももったいないことだし、不要なことだし、
まちがいですから、そうした誤解をしていることがあれば、
ぜひ修正しながら、
子どもたちが、女である自分、男である自分に
安心をしていくためのサポートをしていく場にしたいと思います。

「性」を理解すること。

自分の性はもちろん、異性においても理解をして認め合っていくことは
一生続くことだと思いますが、学校でも塾でも教えてくれないし、
なかなか学ぶ機会はないけれど、とても大切なことだから、
フリースクールだからこそ、学べることのひとつにしたいと思っています。

自分が「男」であれ「女」であれ、
「男」とも「女」とも、仲よくできる自分であることは
しあわせな人生にするために、とっても大切なこと。

「習いごとをさせてもらえない理由としてありがちかな?」と思う項目を挙げた記事はこちら


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