なぜ、性機能障害は6.6倍に増えた？ その原因と解決法を探る

全国男性自慰行為調査

全国男性自慰行為調査によると、全国のマスターベーションの平均回数は週に2.9回。一番数が少ない徳島県でも週に1.95回していることが判明しています。この調査は15～64歳の男性を対象にしたデザインですから、10～20代くらいの盛んな年齢の方はもっと多くのオナニーをしている可能性があります。

さらに、男性の71.1%が”オナニーについて気軽に相談できる相手がいない”と回答しています。女性の場合はもっと多くヒトが相談できずに困っていることが想像できます。

つまり、私たちはオナニーについてあまりにも知らない。にも関わらず、当然のようにオナニーにふけっているのです。

しかし、近年、性機能障害が爆発的に増えていることはご存じですか？男性に限ったことではなく、女性にも性機能障害の圧倒的増加がみられるのです...

過去約10年と比較して、性機能障害は6.6倍に...？？？

1999年に3,159人の成人を対象にした調査では、勃起機能不全の男性：7％、セックスに不安を感じる女性：16%でした。

しかし、2016年に405人の学生を対象にした調査では勃起不全の男性：45.3%、性欲がほぼない男性：46.2%。セックスに満足できない女性：48.3%という結果が示されています。

2つの研究には年齢に違いがあるものの、明らかに性機能障害の数が増加傾向にあることを示しています。性機能障害とは、勃起不全や性欲の過剰な低下などをまとめて表す表現です。

アメリカ・ヨーロッパ・アジア各国で、近年の性機能障害の圧倒的増加を示す調査が多数行われており、年代問わず性機能障害が増加傾向にあることが示されています。現在、日本においても深刻な問題として表面化しつつあるのです。

性機能障害が爆発的に増えている理由

性的機能障害には肥満や薬物乱用、喫煙などの不健康なライフスタイルが悪影響を与えることが広く知られています。しかし、これらのライフスタイルは過去20年に比べて爆発的に増えているとは言えません。

例えば2015年のデータによると、過去10年の薬物乱用は少し増加しているように見えますが、その勢いは爆発的と呼べるほどではありません。喫煙者は低下傾向にあります。肥満の割合は増えていますが、EDの爆発的増加に比べると緩やかです。

2000年代に爆発的に使用が増えたもの。

それは...

これ以降の目次はこの通り！
・爆発的に増えたアレが、人々をどう変えてしまったのか
・週に7時間以上オナニーした人がどうなるのか？
・ポルノには限界がない
・ポルノ依存症を判別する13個の質問
・ポルノ依存症を防ぐ方法
・これだけはやってはいけないマスターベーション
気になる方はどうぞ...新たな扉が開けるかもしれませんよ。noteには返金機能も追加されたことですし...