海色の絵本と1021回目のバースデーソング

 
ことしもまたひとつ歳を重ねたりしました、
プレゼントといっしょにやさしい手紙をくれるこいびとがいて、大海明日香もたくさん祝ってもらって、ほんとうにしあわせものだなと思います。
しあわせだけど、欲張りなのでまだ満足はしなくてもいいですか、
満足しちゃったら、海まで歩いていけないから、海に行かなくてもまぁまぁでいいか、って、思っちゃうのが怖いから、怖いから、悔しいから、詩をかいているから。
 
(でもそのへんの水たまりにうつる虹とかも綺麗だねって忘れないで歩いていたいです 願望ね だって水たまりを覗いたら横を通る車に水をはねられて、勝手に世界で一番孤独な気分になる、みたいな生き方ばかりしてきちゃった気がするから あーまたよくわかんない事言ってるなって、いつも自分でも思うけどさ これが一番自分の気持ちを整理しやすい言葉なのでゆるしてね)
 
 
自分への誕生日プレゼントだしいっか!って衝動買いしたミッフィーの眼鏡とたまたまセールに当たってしまったから買うしかなかった欲しかったお洋服たちが届くのを待っている、
おだやかに欲しいものがあること、自分のためだけに着たい服があること、それを見せたいひとがいること、詩が書きたいこと、それを読んでほしいこと、
こういうとき、あぁ今はすこやかに生きられているんだなと思うとちょっとだけ泣きたくなる。
 
なんとかなんとかぎりぎりで生活の体を保ってるだけなんだけど、それが難しいことを知ってるひとになれたことだけ、死んだ父親に得したよありがとうって言える気がする、誕生月ボーナス、
どうせまた簡単に絶望したりするし、妬み嫉みだの無駄なプライドだのでできた鎧は重いのに、重いから、面倒で脱げないけど、
1歳大人になったわたしともよろしくしてください、ね。







生活になるし、だからそのうち詩になります。ありがとうございます。