アンガーマネジメント

 
終わらないで
(ぜんぶ終わってしまえ)
 
 
 
夕暮れが嫌いなのは同族嫌悪で、カップラーメンは星になる。
3分待っても消えない怒りはこのまま一生残るのかもしれないけれど、簡単にわたしの言うことを聞くような感情はこんな世界ではどうせ生きていられない、
 
 
淘汰、
わたしを殺そうとする獣とわたしだけが適応する地獄、
眠りたくないことと起きたくないことは少しも同じじゃないのに、紺色のカーテン、
ベッドルームはいつも夜みたい、
好きなぬいぐるみだけを集めて動物園を作りたい、数年にいちどしか遊びに行かない動物園。
 
 
予約の電話はいつまでもできないからインターネットに嫌われたら死んでしまうのに、試し行動が辞められない、
体重とおんなじで心臓の色は誰からも見えないから、優しいひとと優しいふりがうまいひとはどうせ同じ、
真夜中の動物園のことは知らない、
知らないから、あの子たちがわたしの悪口を言っていても構わない、
 
わたしの獣は、わたしのことだけをずっと食べたがっている。




生活になるし、だからそのうち詩になります。ありがとうございます。