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SV復帰勢のDLC雑感 中編

※最新作のネタバレが含まれているので、ご注意ください。








はじめに(ご挨拶)

 記事投稿がかなり遅くなって申し訳ございません。
 当初の予定では、藍の円盤の前に『文豪ストレイドッグス』関係で記事を上げるつもりでしたが……まあ、なんといいますか、ねぇ。
 今も好きな作品であるのは確かなのですよ。ただ、私が天人五衰という組織や『英雄』福地桜痴の最終目標に過度に期待をし過ぎていたというのが全ての原因でして……。
 もっと想像もつかないような『目的』が飛び出ると期待をして見ていた私にとって、彼が語った『目的』はあまりにもありきたりで……まあ、現実の福地桜痴という人物が幕末の人物であるということを重ねれば分からないことはないのですが、悪い意味で予想を裏切られてがっかりしたという訳です。あれだけ目的と密接に関わっていそうな『本』ですら、福地の目的に関係ないって……。
 そこに、あのドス君の最期ですからね。あれだけ、引っ張って風呂敷を広げておきながら……と。まあ、ドス君に関してはまだ何かあるかもしれませんが……逆に何もなければ本当にアイツはなんだったのか? って話ですよね。まあ、それはそれで期待を裏切るという意味でいいのか?
 ということで、あれほどあった熱量が面白いくらいに消え去り、煮え切らない気持ちを抱えたままでは記事は書けないと思い、気づいたらこんなことになっていました。

 ……えっ? じゃあ、藍の円盤の方は? って? ああ、それは純粋に書くの忘れていただけです。

ブルベリーグ(イッシュ)に最も期待していたことについて

 一応、私にはリーグリボンのコレクターの顔もありまして、新たに四天王が登場するということで期待していたんです! ブルベリーグリボン。
 ところがです、無かった。無かったんだ!! スグリ君をボコボコにしても、リボンは手に入らなかった。

 ただ、リボンに関してはパートナーリボンという新たなリボンが登場し、持ち主の名前が反映されるようになったのは嬉しいですね。
 あのリボン、取得可能になったら最高ですが……なってくれたりしないかな? 過去のネームドトレーナーと交換したポケモンとか、トレーナー再建のポケモンとかに取得させられたら最高なんですけどね。

新要素、ブルレクと四天王チャレンジについて

 ブルレクは個人ではやはり大変だと思います。今はまだマルチの募集ができますが、後々どうなるかが怖いですね。
 マルチの場合は人数が増えれば増えるほどBPの獲得量が増えるので一気に難易度が下がると思います。それに、おやつおやじのおやつコンプにサークルミッションが必須ですから、やはりマルチ推奨……というよりマルチ前提ですね。
 もし、Switchを二台持ちでプレイしている場合は、野良よりも意思疎通が可能(本当に一人でやる場合は効率が落ちるものの)なので、持っている方は是非。このお正月の時期に集まってやるのも楽しそうですね。

 四天王チャレンジは個性豊かでした。アカマツ君のサンドイッチが周回する際にはとにかく面倒でした。カキツバタさんの限定バトルも育て直すという意味では少し大変でしたが、ネリネとタロは楽でした。
 とりあえず、事前にスクエアを踏んでおくとかなり楽だった印象です。まあ、これはSVを周回する際にとりあえず全ての街を先に巡っておくタイプの私だからそう感じたというだけかもしれませんが。

異質なリーグ……アローラリーグ、ガラルリング、ブルベリーグ、イッシュリーグ

 ポケモンは基本的にジムリーダーにチャレンジしてバッジを集め、四天王を倒して、チャンピオンに挑戦するというのがいつもの流れです。
 ただ、例外もあってそれがジムリーダー不在でキャプテンやしまキングやしまクイーンが立ち塞がるアローラ、四天王不在で本気ジムリーダーとの再戦が行われるガラルの二つであると考えています。

 そして、そこに新たに加わったのがジムリーダーが不在で四天王とチャンピオンのみがいるブルベリーグです。まあ、これは学園の序列、非公式のリーグなので実際はカウントすべきではないのかもしれませんが。

 そして今回、この二つの地方はブルーベリー学園と密接に関わっています。アローラとガラルのリージョンポケモンが数多く登場していますよね? それが一つです。えっ、ヒスイのバサギリはって? あれは知らん。
 それに、アローラとブルーベリー学園を比較した時、やはり既存の部分だと四天王とチャンピオンのみが登場しているという点が類似点として挙げられますね。また、何かしらの試練をクリアすることで挑戦権が与えられるというのもアローラのキャプテンの試練を彷彿とさせます。まあ、四天王チャレンジって、SV本編のジムチャレンジの延長線上にあるものだとは思いますが。

 ガラルとブルーベリ学園を比較すると、やはり気になるのはカキツバタとガラルのジムリーダーのキバナですね。特にカキツバタはキバナをかなり意識しているような気がします。
 試練の内容もデジャブを感じましたし(ジムトレーナー三人とダブルバトルを行う)、天候に関する技を持つ、フライゴンやジュラルドン系統がいるなどですね。ただし、試練の内容がテラリウムドーム内で捕まえたポケモン限定になっていたり、ブリジュラスに進化していたりと表面上は強化されている感じがします。
 ただ本人の態度は完全にキバナの劣化に見えます。

 SNS関連では手段と目的が逆転しつつあり迷走しつつあるとはいえ、熱いものを持っているキバナと、楽な方向に流されに流されて三留しているカキツバタ。同じ迷走でも全く違いますよね。
 また、同じ兄貴肌でも、カキツバタの行動は本当に面倒見のいい兄貴肌かと問われると疑いたくなるような場面が多い。
 なんとなく空虚で、適当で……うーん。

 まあ、ここまで貶しましたが、私はそこまで嫌いじゃないですけどね。キバナは竜の一族のようなしがらみがありそうな描写はありませんが、カキツバタはシャガという偉大な祖父がいることがハッサクとの会話で明かされており、あのイッシュチャンピオンが身内にいることも想像できる状況です。
 でも、圧倒的な才能に晒されという点はキバナも同じなのか。ダンデやアイリス、圧倒的な光と相対して、どういう道を歩んだのか……カキツバタはキバナのIFの姿なのかもしれませんね。

 ここまで挙がらなかったイッシュ地方ですが、初めて四天王の順番が任意で選べるようになった地方でした。
 そして、SVの四天王は従来通りの予め順番が決まっている形でしたが、藍の円盤の四天王チャレンジは……。
 もしかして、イッシュ地方を舞台に選んだのって、これを狙っていたりしませんか?

キタカミ姉弟の手持ちについて

 スグリの手持ち総替えは予想していましたが、まさかゼイユの手持ちも大きく変わっているとは。
 ただ、あれでなんとなく分かったことがあります。

 まず、碧の仮面においてゼイユの手持ちもスグリの手持ちも順当に強化されていきました。一切の解雇もなく、レベルが上がり、進化し……その流れが変わったのはウッウの加入時期ですね。そして、スグリに関してはオタチ系統とウッウが解雇されてガチパ(?)が誕生しました。二曲目のスグリのテーマが流れる碧の仮面のラストバトルですね。
 そして、藍の円盤ではなんとカジッチュ系統のカミツオロチを残して手持ちがガチパになっていました。……まあ、あれでも有識者によると強いポゲモンを適当にピックアップした感が強いみたいですが。

 カミッチュは三番目の看板にて初めて手持ちに加わりました。オオタチのラスト、追加加入のウッウと共にしていますね。
 この二匹はスグリの感情を表している(オオタチとゼイユのグラエナは捕食対象者と捕食者の関係、ウッウはホップの件や鵜のイメージから迷走の象徴とされる)ため、あの主人公とのリンゴ飴の思い出がどのような変遷を辿ったのかというのを表しているような気がします。そして、その主人公との思い出の象徴であるリンゴ飴が最後はあんな化け物に……ということでしょうね。

 一方、ゼイユの場合はグラエナとヤバソチャという彼女を象徴するポケモンが二匹残っています。残りはブルーベリー学園で新たに手持ちに加えたか、旅の途中で手に入れたポケモンなので、過去と現在のコラボレーションというイメージなんでしょうね。
 手持ち数こそ減っていますが、スグリとは違い碧の仮面の彼女から地続きなのだと感じます。

 後編において、スグリはゼイユと対等な関係になり、怯えることも無くなりました。オタチ系統の消失は、グラエナの威嚇に怯えなくなった、対等な関係になったという意味だったのかもしれません。
 そうなると、番外編でももう登場しないかもしれませんね。まあ、私はオーガポンにオオタチに解雇されたグライオンに……藍の円盤の手持ちをミックスした混戦パーティでチャンピオンスグリに挑むというよく分からないことをした訳ですが。

テラパゴス戦の最善手はテラパゴスで挑むことだった!?

 『藍の円盤』のラスボスというだけあってかなり難易度で苦戦を強いられた記憶があります。一戦目の話ですね。
 ダブルでカイオーガで無双していたので、カイオーガの潮吹きと相性が悪かったのが原因かもしれません。

 ですが、IFスグリのアカウントで挑んだバトルではかなりあっさりと勝利できました。テラスタイプにはテラスタイプ、テラパゴスを倒す際の最適解はテラパゴスだったのかもしれませんね。

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