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#左ききのエレン かっぴー先生へのインタビュー事前準備資料を公開しておくよ

2021年6月24日追記。内容はこちらの記事でまとめているので、配信が聞き取りにくかった方はこちらを読んでいただけると分かりやすくなっています!

2021年6月8日に『左ききのエレン』作者のかっぴー先生とライブ配信しながらお話を伺う機会がありました。(てかさっき終わったとこ)

こちらからアーカイブ視聴できるので、気になる方はのぞいてみてください。(最初の15分は準備してるよ)

事前に準備してた原稿とインタビューのポイントとかを思い出にまとめておきます。あとはちょっと反省点を。

的確な質問をするというのが難しかったですね。答えに対して、ふくらませる質問というか、それに対して深く聞く質問がもっとできればよかったんですが。

ここから下のnote記事の下書きをみながら準備したりしゃべったりしています。noteは下書きの共有もできるので便利ですよね。

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【始まる前の準備】

・スタート前に配信アーカイブが残る設定か確認
・SWATH、帽子とロケスタT
・メモ紙とペン準備
・ペンタブで2画面に、イヤホン準備
・GOPRO準備
・配信確認画面は消す。音がハウリングしてないか
・iPadに「Kindle左ききのエレンページ」「左ききのエレンコートページ」を出しておく。
・パソコンで配信用コラボリンクを全部開いておく
・音声ミュート解除
・画面切り替えのテスト
・コラボ用URLを13時45分にメール

【当日の流れ】

・機材の確認とテスト
・スライド見られるか聞く
・イヤホンをすること
・TwitterとFacebookでツイート

・始まる前にみなさんに聞こえますか?緊張しすぎてコメント読み忘れちゃったりいろいろあるかもしれないので、不備があったら「コメント読んで!」とか言ってくれると助かります。アルの方がいらっしゃったら最悪、slackでメッセしてください!ポップアップされないと気づかないかもしれません。

==配信開始の原稿==
※アーカイブを見ていただくと、だいたいこれ通りに話しています。

「はじめましてこんにちは、もともと獣医をやっていて、今は現代アーティストをやっているオーマです。よろしくお願いします。

■かっぴー先生コメントまち

今日は『左ききのエレン』の作者かっぴー先生に、伝えることがちょっと苦手なアーティストさんやクリエイターさん向けに伝え方のコツを伺います。
かっぴー先生、今日はよろしくお願いします」

※iPadで左ききのエレンページ(Kindleを見せる)

■かっぴー先生コメントまち

最初に左ききのエレンというマンガを知らない方にちょっとご紹介させていたきたいんですが、左ききのエレンは、いろんなスタイルをもったアーティストやクリエイターが出てくる物語で、特に広告業界のことがかなり詳しく描かれています。最初の一ページに「天才になれなかった全ての人へ」というメッセージがあって、この一行のメッセージが自分にはめちゃくちゃ強烈に響きました。

※iPadで左ききのエレンページ(Kindleをめくり、天才になれなかった~のメッセージページを見せる)

まだ読んでない方はリメイク版が少年ジャンププラスで初回全話無料で見られるので、ぜひのぞいていただきたいんですが、
▼左ききのエレン(初回全話無料)
https://shonenjumpplus.com/episode/13932016480029111789

作品の魅力の一つとして、物語の世界観が現実とリンクしてるっていうのがあると思っていて。作中の登場人物に神谷雄介っていう天才クリエイターがいるんですけど、その神谷さんがUNTRACEというデザインスタジオを作中で立ち上げるんですね。このUNTRACEというデザインレーベルがリアルにもあって、先日、法人化が発表もされたところですよね」

▼デザインレーベルUNTRACE始動
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000027584.html

■かっぴー先生コメントまち

「UNTRACEは神谷雄介のモデルになったというクリエイターさんがデザインも担当されていて、実は私がかぶってる帽子もUNTRACEのアパレルなんですけども。

▼アパレルブランドUNTRACE
https://untrace.shop/

■かっぴー先生コメントまち

「これ、発売日当日に買ったんですけど、発売日に見てるのにほとんど商品が売切れててびっくりでした。これと同じのももう売り切れですし」

■かっぴー先生コメントまち

「すごくいいなーって思ったのは、いわゆるマンガのグッズって、絵柄がプリントされてるとか、アクリルキーホルダーとかになりそうなんですけど、UNTRACEはマンガを知らなくてもかっこいいし、それだけで欲しいって思えるものになってるのはすごいですよね」

■かっぴー先生コメントまち

「ちょうどもうすぐ、左ききのエレンに出てくるエレンのコート「AK5 新月(ニューブラック)」の展示が始まるんですよね。

『左ききのエレン展 − 新月の誕生 −』

期間:2021年6月19日〜7月10日
場所:帝国ホテルプラザ東京 2F「Collection.jc(コレクションドットジェーシー)」

https://www.erennewblack.com/

iPadで画面を見せる(まっしろいコート部分)

「これちょっと左ききのエレンのネタバレになってしまうかもしれないんですが、作中でエレンが若者たちに追いかけられるシーンがあるんですよね。エレンは正体を隠して活動しているアーティストなので、バレてはいけないので逃げるんですが、エレンは写真を撮られてしまうんですね。黒かったコートがフラッシュで真っ白に光って正体を明かさせないみたいなシーンがあって。

展示の特設ページで静止画を見ると、本当にコートが真っ白になってるので、うそだろって思っちゃうんですが、これ本当に真っ白になるんですよね」

■かっぴー先生コメントまち

「YouTubeにフラッシュでコートが真っ白になる動画が出てるので、そちらでぜひ白さを確認してみてください」

https://www.youtube.com/watch?v=cPa4GBU4tEE

■かっぴー先生コメントまち

本日8日19時からインスタライブで新作コートのお話も出るということなので、こちらもチェックしてみてください。

「AK5 新月」インスタライブ
6月8日(火)19時から
https://www.instagram.com/p/CPXOqTXDBFr/?utm_medium=copy_link

■かっぴー先生コメントまち

「このコートを着てるのが『左ききのエレン』の主人公エレンなんですけど、彼女が天才的な才能をもったアーティストなんですよね」

■かっぴー先生コメントまち

「エレンは自分の作品を解説するタイプではなくて、作品だけで黙らせられるタイプなんですが、そんな天才はこの世に本当にちょっぴりしかいなくて。ほとんどの人は作品を公開してるだけじゃもはや見てもらえないんじゃないかと思うんですね。
 アーティストだけじゃなく、マンガでも小説でも動画でも、クリエイティブ活動をしてて作品をネット上に公開してる人は、自分の作品を見てもらいたいと思ってると思うんですが、自分で自分の作品の紹介がうまくできない人も多いと思うんです。

いい作品だったとしても、紹介文によってぜんぜん違う作品に見えてしまうこともありますし、私自身も伝え方については毎日悩んでます。

 かっぴー先生はもともと広告業界で働いてらっしゃった方で、伝えることに精通されてらっしゃるんですよね。なので、今日はクリエイティブ活動をやってる人、これからやりたいよっていう人にとって、ためになるような、作品の伝え方のコツをかっぴー先生に伺っていきたいと思います。よろしくお願いします!」

■かっぴー先生コメントまち

このへんで14時10分くらいを想定

「では私の作品をもとにどう説明したら効果的かっていう具体的な方法を伺いたいと思うのですが、こちらのスライド見られますでしょうか」

https://docs.google.com/presentation/d/1AXc2xzAbUF6HQOOaWAlF3rLPGxftBahzlZFOGfU6M3o/edit?usp=sharing

「ざっくり、アーティストさんたちと話していて、この辺りが苦手そうだなーっていうことをまとめてみました。

 まず最初は、本当に話すことが苦手、みたいな人ですね。エレンもそうかもしれないですね。

アートってすごくマイノリティの方が多い場所で、クリエイティブのおかげでマイノリティの人たちが守られるというのがあるんじゃないかと私は思っているんですね。

本人が伝えるのが苦手でも、周りの人ができる人が応援したい人の作品を代わりに紹介するとか、活動のフォローができるようになってもいいんじゃないかなと思っています。

 たとえばアーティストさんに話を聞くと、好きでつくりましたと言われることがあるんですけど、それだけだと創る人のほぼ全員がそうなので、紹介するほどの特徴がないんですよね。

なんかもうちょっと違う言い方とかができるといいかなって思うんですが、最初に自分の作品を話し始めるとしたら何から伝えようとするといいでしょうか。

※メモりながら、相手の言葉を繰り返す+驚きながら聞く+広げられそうなところは時間に関係なく広げて聞く。
コメントチェック

自分メモ「タイトルって最小のキャッチコピーなのかも?」
自分メモ「伝え方によって、作品の見え方がぜんぜん変わる。たとえば左ききのエレンを、21世紀の哲学書っていうこともできるし、現代版バトルマンガって説明もできるし、大人の恋愛とか終わらない青春マンガとかも言える。言い方によって刺さる相手がぜんぜん違う」

14時20分:1問めの質問が終わって2つめにいく時間 
14時24分:2つめから3つめ
14時28分:3つめから4つめ
14時32分:4つめから5つめ
14時36分:5つめから6つめ
14時40分:6つめから7つめ

14時46分:最後の質問なのですが、『左ききのエレン』はリメイク版がジャンププラスで配信中なんですが、原作版と第二部はナンバーナインという会社から配信されてるかと思います。

ナンバーナインというのは、取次を通して最大150の電子書籍ストアに配信できるサービスなんですけども、マンガ家としてナンバーナインを使うメリットっていうのは何かありますか?

https://no9.co.jp/top

(ナンバーナインで配信すると、一元管理できる、売り上げが見える、10年前の原稿でも売れるなどメリットが大きい)

自分も昔の原稿あるぞっていうマンガ家さんは登録してどのくらい売れるのか試してみてもいいかもしれませんね!

※途中で質問があったら質問を拾う。

14時57分:あと2分くらいなんですが、他に何かあれば質問を受け付けますが何かありますか?(多い場合は一つだけとかに絞る)
14時59分:ではお時間となりましたのでこちらで終了させていただきます。

かっぴー先生、今日は本当にありがとうございました。また聞きに来てくださったみなさんにも感謝です!ぜひ『左ききのエレン』のYouTubeチャンネルのネームの描き方のところでウラ話がいろいろ聞けるのでおすすめです、ぜひ見てくださいね!

また本日19時からのインスタライブもぜひチェックしてみてくださいね!
「AK5 新月」インスタライブ
6月8日(火)19時から
https://www.instagram.com/p/CPXOqTXDBFr/?utm_medium=copy_link

ではありがとうございまーす!(手を振ってオワリ)


===下記はインタビューのポイントメモです===

テーマ「アーティストやクリエイター向け伝え方のコツ」

成功イメージ:広告代理店の人になった気分で、自分の作品の魅力を語るためのコツが分かるといい。

【記事案】

タイトル:左ききのエレンかっぴー先生に聞くクリエイター向け伝え方講座
想定読者:クリエイティブ活動する人で伝え方に苦手意識がある人
記事構成
##左ききのエレンとは?
 かっぴー先生の経歴(広告代理店、SNSポリスでバズ、『左ききのエレン』でCakes連載、ジャンププラスでリメイク版が公開)
##伝える時に考えるポイント
###まとめ

【当日の質問の流れ】

言われたことをさらに掘り下げる。
なぜ?なんでそういうことができるようになったんですか。
具体的なエピソードを聞く。たとえばどういうことですか?

言葉が出ない人には仮説をこちらからぶつける

明るく元気に話す。

さゆりは左右をつなぐ=左右をつなぐ役割。
もしも、自分じゃなくて好きな作家さん(マンガ家さん)がいたとして、自分の代わりに説明する時にはどうしたらいいか。

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