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noteを通すとたった100円が100万円みたいにうれしい体験になる

noteフェスの「体験価値のニューノーマル」という対談を聞きながら、noteを通じて「発信する」ことの体験価値も変わったなぁって感じています。

noteの「だれもが創作をはじめ、続けられるようにすること」というミッションがとても好きです。

ワードプレスよりもだらだらと書きやすいこともあって、noteを頻繁に更新するようになりました。noteでうれしいのは、なにより自分の発信を見てもらえる機会が圧倒的に増えたということ。

アート系役立ち情報!みたいなのをがんばってまとめてても、ほとんど読まれてなかったのが、noteで書いておくと必要な人に届きやすい気がするんです。

それに、これまでほぼ知り合い少人数くらいにしか見られていなかった小説やアート系の解説などが、けっこう丁寧に読んでもらえるようになったんですよね。これはnoteに集まるユーザーの気質がそういう感じだからでしょうか?

対談でも言われていたように、「中の人」が自ら発信するようになり、つくる人の顔が見えるようになってきました。

話を聞いていると、Sioの料理がやっぱり気になってきます。一度は食べてみたいという気になってしまう。これがメニューと値段と料理写真だけだったら「たくさんあるレストランのうちの一つ」だったと思うのですが、人を介すととたんに「特別なレストラン」として感じられるようになります。

Sioほどすごく熟練したレストランじゃなかったとしても、オープンしたてでこれから頑張ってますっていう人が「こんな想いで始めたんです」っていう発信をしているのをどこかで見聞きしていたら、ちょっと寄ってみようかなとか思う人が出てくると思うのです。

「発信」に触れることで「応援したい」欲がなんか刺激されちゃうんですよね。相手の人柄に触れると、頑張って欲しいなってほのかに思っちゃいます。

ずっと読まれてなかった物語をnoteで買ってくれる人が現れました。本当にぜんぜんちょっぴりで、それでごはんが食べられるわけでは全くないのだけど、たった100円が100万円くらいに感じられるほど、創作をつづける身にとってはとてもとてもありがたいのです。

ごはんは食べられないけど、100円で人生は絶対的に変わる。

「レシピ試しておいしかった!」っていう感想をネットでもらえたら、とても嬉しいと思うのです。「このホテル、本当に気持ちよかった、最高の体験ができた」って言ってもらえたら、もっといいサービスを提供したいなって思いますよね。

「体験価値」って提供者だけが考えるものではなくて、お客さんの立場からも発信を通じてサービス提供者に提供できるものがあって、それはサービス全体の未来を変えちゃうほどすごい力があるんじゃないかなって思いました。

素晴らしい対談をありがとうございます!
私も人生を変えるような体験を提供し、また提供し続けてもらえるように、がんばります。

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