夫が聞く耳を持ってくれない時

こんにちは、お久しぶりです。

体調を崩したり、精神が不安定だったり、葬式でバタバタしたり、子どもの卒園・入学の準備など、物理的に目が回しておりました。ええ。




とある所で、「夫が聞く耳を持ってくれない」という話を聞きました。
子どもの教育で、夫さんが甘やかしすぎて、自分にしわ寄せがきている!と。



でも、そういう時って、妻さんが夫さんに対して聞く耳を持っていない事も多く感じています。

聞く耳を持ってくれない、って言ってる時って「自分が正しいのに!」って気持ちが大きいからこそ出てくる言葉ですからね。

それに、「自分が正しいのに!」とか「夫が何も考えてない!」と思っている時、ほぼ相手も同じことを感じています。


※相手は自分が楽するため、自分の為だけにしているんだ!と感じる方にも、最後にメッセージ書きました。




そういう時は、「自分の言っている事も、旦那さんの言っている事も愛情だとしたら、どういう愛情だろう。」というのを、書き出して考えてみるといいかもしれません。


例えば、子どもが引っ込み思案で心配な妻と、引っ込み事案でもいいじゃないかと思っている夫としましょう。


積極的にさせようとするのは
・周りと馴染めないんじゃないか
・周りに流されて自分の意見が無いのはダメなんじゃないか
・消極的に見えるのはダメなんじゃないか


こう心配するのも愛情ですし


子どもが引っ込み思案でも良い所は何なのか。
・根拠なく子どもが大丈夫となんとかできると思える
・周りのお友達の主張を聞いてあげられる
・周りのお友達に合わせる事ができる


こう信頼するのも愛情です。


こう書いてみると、どちらも間違っていませんよね。
どちらも間違っていないからこそ、自分が正しいのにと思ってしまいます。
そして、いつの間にかどちらかが正しいと思い込んでしまい、相手にその正しさを説いてしまう。
だけど、お前は間違っていると正しさを説かれるのはイヤだ。
それが人間というものではないでしょうか。



それが人間だからこそ、「自分の想いも相手の想いも大切にするなら、どうしたら良いだとうか?」と考えてみるのも、夫婦関係を良くするには必要じゃないでしょうか。



例えば

子どもの学校の準備を親がしてあげる事を優しさとしている妻と、自立心が育たないと厳しくする事が優しさとする夫ですと



学校の準備をしてあげる事は

・学校で頑張っているのだから、少し楽をさせてあげる
・発達特性で準備が辛いから、〇年生までは発達特性のフォローをする
・親子の楽しい会話の時間が作れる

という優しさがありますし



学校の準備を自分でさせる事は

・子どもの頑張る力を信頼している
・発達特性があるからこそ、最初が大事
・母親がちょっとラクできる

という優しさがあります。
※本筋から外れるので詳しくは書きませんが、「親がラクをする」というのも、親自身が自分の機嫌をとるのも子どもに対してとても大事なので、優しさカテゴリーです。




その優しさを、両方大切にすることは出来ないのか?を一つ一つの事象を分解して考えてみるのです。

やってあげた方が安心した自立に繋がる事、癇癪が出たとしてもきちんと守らせた方が良い事、自分と旦那さんの意見の真ん中取るとちょうどよくなりそうな事、自分の想いを優先したいこと、旦那さんの想いを取り入れてみても良い事、自分の時間・体力。精神力的に辛いからなんとかしたい事・・・色々出てくると思います。
そこを自分の中で整理してから話し合いをしてみると、聞く耳を少しもってもらえるかもしれません。


・発達特性があって、楽させる方がいいのか、最初が大事なのかは、子どもの個性によって変わるから、専門家(小児精神科医・公認心理士・作業療法士・放課後デイサービスの職員など)に相談したうえで話してみる。
(夫さんに話をする時、視覚優位な人は耳で聞いただけでは理解が薄いから、文章があると尚良し)
・頑張れるところまでは頑張ってもらうけど、無理になったらやってあげる。
(癇癪起こす場合、何が辛いのか分析してハードルを下げる。親がこれくらい普通に出来るだろと思ってる所が既に高すぎるハードルな事も多々ある)
・やってあげる期限を決める
・母親の負担を考えているなら、学校の準備を頑張らせるのではなく、母親の苦手な事を外注したり夫がやる事も考える


などが考えられます。


考えや知識の差はあれど、子どもの事を考えるからこそ、何かしら考えが出てきます。
本当に何も考えていない人は、ひたすらに妻に従いますから。

その愛情を信じるからこそ、良い案が浮かびますし、聞く耳をもってもらえるのです。




最後に。

「夫は自分が楽するためにやっているのだ!!!」

そう感じる方へ。





そう感じる場合は、

自分が限界で少しでも楽したいのです。

自分が限界なのです。




助けを求めましょう。


夫に〇〇するべきだと言っても聞いてくれなくても

苦しいから助けて欲しい
辛いから助けて欲しい

というと、自分の思った形ではなくても、助けてようとしてくれるかもしれません。


夫が無理なら、親召喚か、外注か・・・
とにかく、自分を一度立て直してから考える方が、良い案が浮かぶかと思います。

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