夫婦喧嘩が多いところは、だいたいお互い同じ事を主張している

お久しぶりです。
体調不良が続き、お休みしていました。
ずっと不調なので、書ける時だけ書く感じになりますが、よろしくお願いします。



さて、本題です。



ふだん、夫婦喧嘩が多い所の話を聞いていたり、見かけたりすると、いつも思う事があります。



ああ、同じこといってるなあ、と。





例えば、なんですが。


子どもが出来たら、男性が家庭を振り返らなくなるなんて話、よくあるじゃないですか。

女性は、早く帰ってきて手伝って欲しい、助けて欲しい、寂しいから話がしたいとか、子どもと触れ合って欲しいとか、なのに家庭を振り返ってくれない!!仕事ばっかり!!なんで私ばかりケアしないといけないの!!

男性は、いやいや、男が仕事すんの当たり前だよね?俺が稼いでるんだから、家でくらいゆっくりさせてよ。育休?居場所がなくなるかも、降格、下手したらクビになるんだぞどうすんだ?!


なんて、あるある話ですよね。


これ、男女で全然違う事を言っているように見えますが、「背景」を落とし込むと、同じことをいっているのです。




この場合、どういう背景かというと、「育ってきた環境」「体力的な問題」。



私たちが小さい頃は、女親が家事子育て、男親が働いて食い扶持稼ぐ。
これが当たり前でしたよね。



この小さな頃に刷り込まれた当たり前というのが、プレッシャーになる。



子どもが出来たら

女性は「ちゃんと子どもを育てなきゃ!」ってなるし、男性は「嫁と子どもを食わせなきゃ!」ってなる。

このプレッシャーが大きければ大きいほど、相手のプレッシャーと言う名の背景は見えなくなる。体力的にもたない、と感じているなら、余計に大きくなる。相手のプレッシャーの過小評価に繋がる。

結果、お互いの「なんでわかってくれないの!!!」が大きくなる。



・・・お互い、「自分は正しい事をしている」としながら、自分は大変だからあなたが助けてよ!って言ってるに過ぎないんですよね。


で、お互いに、そのプレッシャーを考えずに発言するから、地雷を踏んで喧嘩が勃発します。ええ。


この場合、相手も自分と同じくらい、プレッシャーを感じている、と考えてみると、少なくとも大きな地雷は踏みません。


女性は、きちんと子どもを育てたい。幸せにしたい。心や体を健康に育てる覚悟。
男性は、嫁と子どもを、その二人から嫌われても食い扶持稼いでくる覚悟。
(出来れば経済的に豊かに暮らして欲しいという願い)



お互い、子どもの事を想っているのに、想っているからこそ、そうなってしまう。これって悲しいなあと思うのです。




なので、
自分のプレッシャーも相手のプレッシャーも、同等。
お互いにめちゃくちゃしんどい状態。


その前提で話してみて欲しいのです。





ああ、大変なんだろな。
何がそんなに大変なんだろな。


そんな興味を、相手に持って話してみて下さい。




自分もお前もこうしなきゃならならないんだよ!という「正しさ」ではなく

自分は現状しんどい。相手も現状しんどい。という「事実」で話してみて下さい



そこから、良い解決策に繋がっていくと思います。



相手が聞いてくれない?

それは、相手の覚悟・・・とみせかけた恐怖が強すぎるのかもしれません。
その場合、恐怖を緩和する方向で解決策を考えると、相手も聞く耳を持ってくれると思います。



・・・最後に、相手がモラハラ気味の場合は効きません。悪しからず。




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