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会社側から見る「オヤカク」社員と私の半生

オヤカクとは、我が子の就活に干渉する親たちがいるために、内定を出す企業側が、学生の親に連絡を入れて入社の確認をとることをいう。親の意思を確認するので、「オヤカク」。片一方の親が承諾しても、もう一方が反対して内定辞退を申し入れてくるケースがあるので、両親に確認することが重要だという。(Wikipediaより引用)

冒頭ツイートみたく、私は家族の指示で就職活動をして、いざ入社すると、

実際のイメージと家族の発言の発言が相違していたことから、安心して働くことができず、退職を検討することを考えていた。

実際に行動を起こしてたいたら、

両親に素直に受験することを考えていなかった公務員試験を不本意な形で受験しては最終選考で落ちてしまい、過去に在職した二社は共に実父の縁故で仕方なく就職した次第であり、周囲から「父の子」と言われることを恐れて避けていたものの、それをしたからには実はの顔に泥を塗ることになることをしてはならないという重圧があった。

その葛藤は勿論、決定打となったのは職場に提出する自己評価シートを見た当時の元上司に、

親の指示でしか文章が書けない機械的な部下と侮辱され、学生時代の先輩と友人らに「自分の意思を持った人間になって欲しい」と言われたことをフラッシュバックした。

会社側としては、応募者である当事者が面接で

不採用にならないような綺麗事に対抗するというか、応答した発言の本質が「自分自身による意思」があるということを見抜いて採用の可否をすることから、採用を経て入社後に同僚らに「不本意」だったという類の愚痴を零してしまったことによる「怠慢」を目撃されたという事例から #オヤカク  絡みの縁故社員を募集しないという本音が窺われる。

本心を抑圧して、「不本意」に希望しない会社を入社したとしても、

表面上は自分の意思でしたとしか判断されず、厳格で過干渉な家族のせいであるということを知らない人に言われたくないという #生きづらさ  があり、当事者同士でしか分かり合えない部分がある。

極め付けは

正社員は勿論、規定労働時間以上に働いている非正規社員は #社会保険料  が給与天引きされ、失業時に備えて積み立てをしていることを強く言われてしまい、ますます「不本意」な形でした行動に対しても「自己責任」であると見做される。

企業がいう「オヤカク」社員対策は、

家族による指示でしか動けない者も「独立したひとりの人間」として扱われており、その葛藤を抱えながらも「自己プロデュース」能力を認識して欲しいということである。

結局、

子である私を庇護する家族=母体から分離した「本能に従う個人」を表現して「反論」されることを危惧してしまう弱さを読まれたことになり、第三者に「社会不適合者」扱いされたことは納得できる。

#毒親 #自己紹介 #人事

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自己紹介

只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。